1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

盗撮マニアたちの歪んだ趣味嗜好…20都府県グループで「作品」を共有、手口のレクチャーも

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月13日 9時26分

盗撮マニアたちの歪んだ趣味嗜好…20都府県グループで「作品」を共有、手口のレクチャーも

盗撮や画像の共有に使われたスマホなどの押収品(C)共同通信社

<白パン最高><盗撮したすぎて身体中が震える大地が自然が震えている>──。

 自ら「盗撮マスター」「S級盗撮魔」を名乗る男は28人の盗撮グループを結成し、SNS上でお互いの「作品」を評価し合ったり、盗撮テクをレクチャーしていた。

 盗撮した女性の画像をSNSに投稿し、盗撮仲間と共有したとして、静岡県湖西市の会社員、金沢勇太容疑者(23)が10日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影や提供など)の疑いで京都府警人身安全対策課に逮捕された。

 金沢容疑者は「大型チーム盗撮」というLINEグループの管理者で、SNS上で仲間を募り、盗撮作品を集めていた。

 金沢容疑者からグループ入りを持ちかけられた男性から、「盗撮動画をやりとりするグループに誘われたのですが、どうしたらいいですか」と府警に相談があり、盗撮グループの存在が発覚した。グループは複数あり、最も大きなもので20都府県の28人が参加し、中には15歳の高校生もいた。

 メンバーたちはお互いの作品を観賞し、<その画像どうやって撮ったん?><【合格ライン】白、ピンク、青色、水色【微妙】黒、緑、赤【しね】灰色><テスト中盗撮しました。カバンにカメラ仕掛けて>と意見交換したり、盗撮のやり方を共有していた。

■スマホには盗撮画像が約1210点

 投稿画像に写った背景などから盗撮場所を調べ、防犯カメラの映像から同時刻に現場にいた金沢容疑者を特定。昨年10月28日、浜松市にある商業施設で女性のスカート内をスマホで盗撮した画像を、グループLINEに投稿していたことが判明した。押収した金沢容疑者のスマホからは、動画や静止画など盗撮画像約1210点が見つかった。

「投稿された盗撮画像は女性のスカートの中が一番多かったが、ホットパンツの隙間から見える下着だったり、シャツの下に透けているブラジャーのラインを盗撮したものや女性の体操服姿そのままの画像もあった。彼らにとって作品は宝物です。スカートの盗撮でも『座っているより、立っている方が足が長く見えるからいい』という趣向の投稿者もいた」(捜査事情通)

 同グループによる被害は20都府県に及び、投稿された画像にボカシはなく、被害に遭った女性の顔がハッキリ写っていたという。

 女性たちは盗撮されたことを知らないまま、盗撮魔たちの間で「餌食」にされていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください