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【追う阪神 セV争い舞台裏】老将・岡田監督またもメディアとスッタモンダ…新聞見出しにまで苦言

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月13日 11時32分

【追う阪神 セV争い舞台裏】老将・岡田監督またもメディアとスッタモンダ…新聞見出しにまで苦言

岡田監督(C)共同通信社

 12日のDeNA戦が雨天中止になった3位阪神は、13日から2位広島を甲子園で迎え撃つ。

 残り14試合で首位巨人とは4ゲーム差。逆転連覇に向けて一つも負けられない試合が続く中、岡田彰布監督(66)がこの日、中止決定前に報道陣とスッタモンダしたという。在阪の放送関係者がこう言う。

「岡田監督が新聞記事の見出しに注文を付けたのです。DeNAに敗れた11日、岡田監督は試合後の囲み取材で最後、『ひとつ負けただけじゃないか。何でこんなにシュンとなるんや』とコメントした。この『何でシュンとなるんや』という言葉を記事の見出しに使ったメディアがいくつかあった。これに『あれは記者向けに言ったことなのに、あれを見出しに使ったら、チームがシュンとしているみたいになるやんか。きょう、もし負けたら<明日頑張ります>でええやろ』などと、まくし立てたのです。『記者向けに言った』と話しているが、少なくとも番記者にはそう伝わらなかった」

「『明日頑張ります』でええやろ」というのも、その一言しかコメントしないという意味だというから難解だ。

 岡田監督は就任1年目から、メディアとのすれ違いが生じ、何度か取材拒否をしている。

「それが1日だけのときもあれば、長期間にわたることも。今季は開幕から2カード連続で負け越した直後、岡田監督は『ちょっと想定外』と発言した。一部メディアがこの『想定外』という言葉をデカデカと報じたことに激怒。岡田監督は『想定内』と言いたいところを『想定外』と言い間違えたようですが、ただでさえ敗れた直後でピリピリした空気の中、短時間の囲み取材でそこまで察知するのは容易ではない。かねて岡田監督は『報道陣に自分の意図が伝わらない』と不信感を抱いていたこともあり、長期の取材拒否に発展しました」(同)

 岡田監督は「アレ」や「おーん」など独特の言い回しをするうえ、話の主語を飛ばすことがある。11日のDeNA戦後の一問一答でも、「あれおまえ、(ウィックが)変えとったやん」とカッコ書きがある。別の放送関係者は、「誰のことについて話しているのか、分からないケースもあるのは確かですが……」と、こう続ける。

「そうはいっても、関西メディアは阪神を応援するスタンス。ドジャースの大谷翔平が活躍しても基本、スポーツ紙の1面は阪神です。チームへの批判的な記事や番組はほぼ皆無。そこは岡田監督も分かっているはずですが……」

 指揮官のピリピリムードが選手に悪影響を及ぼさなければいいが……。

  ◇  ◇  ◇

 そんな岡田監督は開幕当初からプンプンと怒りを振りまくと同時に、節々で「焦り」を見せていた。盟友である掛布雅之氏がズバリ指摘した岡田監督の「不可解な言動」とは、いったいなにか。

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