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来季の大谷はMAX165kmの自己記録更新に現実味 肘ハイブリッド手術後に急速アップの前例ズラリ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月14日 9時26分

来季の大谷はMAX165kmの自己記録更新に現実味 肘ハイブリッド手術後に急速アップの前例ズラリ

大谷翔平(C)共同通信社

 ドジャース・大谷翔平(30)が史上初の快挙に向けてカウントダウンに入った。

 日本時間12日のカブス戦でキャリアハイとなる47号ソロを放ってメジャー通算218本塁打とし、秋信守(レンジャーズ他=韓国)の持つアジア出身選手最多記録に並ぶと、48個目の盗塁も決めて「47-48」に到達。前人未到の「50-50」が目前となり、本塁打と打点(104)は再び、ナ・リーグトップに立った。

 好調な打撃、走塁同様、右肘靱帯修復手術からの復帰に向けたリハビリも順調だ。11日にはカブス戦を前に本拠地ドジャースタジアムで、投球練習再開後、今季5度目のブルペン入り。最多の20球を投げた。去る5日に投球練習を行ってから中5日でのブルペン入りで、今後も同じ間隔で調整するという。

 今後の回復次第では、投打の二刀流として復帰が見込まれる来年3月のカブスとの日本開幕戦で、術前以上の剛速球を披露するかもしれない。

 大谷が受けた肘の靱帯に人工の補強材を入れるハイブリッド手術は、靱帯を移植するトミー・ジョン手術と比べて手術例は少ないものの、復帰1年目から球速がアップする傾向が見られるという。

 昨年7月に手術を受けたレイズの剛球右腕ドリュー・ラスマッセン(29)は、今年8月に復帰してからの直球の平均球速が157キロ。メスを入れた前年よりも約3キロ増で、自己最速だった2021年の156キロを更新した。

 タイガース・前田健太(36)もベテランながら平均球速がアップし、手術した21年の145キロから、復帰後の23年には147キロにアップした。

 ハイブリッド手術から復帰した投手の球速が増すのは、従来のトミー・ジョン手術と比べて回復が早いことに加え、患部もなじみやすいため、故障前のパフォーマンスを発揮しやすいからだといわれる。

 ここまで11試合(先発3試合)に登板しているラスマッセンは地元メディアの取材に「肘の不安から解放されたことで、これまで以上に腕を振れるようになったことが球速アップにつながっているのではないか」と話している。

 エンゼルス時代の昨年9月に手術した大谷は昨季の平均球速が156キロだった。復帰が予定される来季は156キロはもちろん、22年に記録した157キロを超えるのは必至。さらにメジャー移籍後最速の163.2キロを上回り、165キロ超えを記録する可能性はゼロではないだろう。

 日本開幕戦では二刀流復活だけでなく、球速でもファンの喝采を浴びそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷を擁するドジャースは、ポストシーズンに向け「ヤバすぎる超不安材料」がある。いったいどういうことか。ド軍にいま、何が起きているのか。

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