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コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月15日 9時26分

コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

山口真由(C)日刊ゲンダイ

 自民党総裁選と立憲民主党代表選という三文芝居の2本立てを、さらにウンザリさせているのがテレビのワイドショーだ。訳知り顔のコメンテーターたちは「だれが勝つか」と当てっこに夢中で、安倍・菅・岸田首相にボロボロにされてしまったこの国をどうつくり直すか、肝心の議論はそっちのけである。

 それにしても、最近のコメンテーターたちはなんであんなに早口なのか。聞き取りにくくてイライラするし、思いついた言葉を羅列するだけで意味不明なことも多い。

 筆頭は「モーニングショー」(テレビ朝日系)の安部敏樹。早口ということでは、おそらくコメンテーター業界最速だろう。SNSには「早口過ぎてなに言ってるのかわからん」「キャプチャーを戻しながら拝見しました。もう少しゆっくりと話されると、一般庶民にはお考えが届きやすいかと思います」という声があふれている。

 自分でもXに、「早口をゆっくりにするのホント難しい」と書き込んでいるから、自覚してはいるらしい。

 同じく「モーニングショー」の山口真由は早口なだけでなく、鼻にかかった甲高いキンキン声だから最悪である。「ゴゴスマ」(TBS系)、「イット!」(フジテレビ系)などからもお声がかかるが、「他の出演者の話は食事しながらでも十分聞き取れるのに、彼女は耳障りで、話し方に問題がある」と視聴者の評判は良くない。

 そのコメントも、ロナルド・レーガン元大統領を引き合いに出して、「小泉進次郎さんがああいう形になった場合、そこにはある種の可能性が開かれるのかなという気がしますけど」などと支離滅裂だったりする。

 いつも思惑ありげな早口は橋下徹である。「日曜報道ザ・プライム」(フジ系)では、立憲民主の代表選候補者たちを前に、「政党支持率を考えれば、いま(目指すべき)は政権交代なのか……。とりあえず自公過半数割れをしっかり打ち出して、無党派層を引き付けてもらいたい」とまくし立てた。自公過半数割れになれば、古巣の日本維新の会に連立政権入りのチャンスが生まれる。

「ワイドナショー」(フジ系)で、自民党にとって野党トップはだれが望ましいのかと聞かれた岩田明子は、「安倍総理への弔辞がすごく聞かせたから、野田さんにって(いう人もいるかもしれない)」と早口で“解説”した。いまだに「安倍応援団」とは滑稽だが、野田は弔辞でなく、国会での追悼演説。

 そして、早口なのによく詰まるカズレーザー。バランスの取れた正論をしゃべっているのに、勢い込んでしまって、説得力がいまひとつというのは残念だ。

「相手が理解しやすい話し速度は、1分間に300文字のペースだといわれています。テレビでニュース原稿を読む速度で、これ以上に内容を詰めると、どうしても早口になってしまいます。頭の回転が速いコメンテーターは、たくさんしゃべろうとするから早口になるのでしょうね」(民放アナウンサーOB)

 計ってみたら、山口真由は1分間に500文字以上もしゃべっていた。うるさいわけだ。

(コラムニスト・海原かみな)

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