NHK紅白歌合戦にSnow Man&新旧キンプリメンバー担ぎ出す動き…昨年は過去最低視聴率

Number_iの平野紫耀（Ｃ）日刊ゲンダイ

「今年大みそかのNHK紅白歌合戦で、King & Princeのメンバーと元メンバーからなるNumber_iの5人が再会を果たすことになりそうです。両グループは今年7月にTBS系音楽特番で初共演しています。NHKホールで再会を果たせば大きな目玉になるでしょう」（スポーツ紙記者）

　NHKは昨年の旧ジャニーズ事務所の性加害問題を受け、「新規の出演依頼を当面の間はおこなわない」（稲葉延雄会長）としてきたが、急速に“雪解けムード”が漂いつつある。稲葉会長は今年7月の定例会見で、「（補償会社となった旧ジャニーズ事務所の）スマイルアップ社（SMILE-UP.）とスタート社（STARTO ENTERTAINMENT）とは定期的にやりとりをしており、被害者補償や再発防止策については一定の進展がある」と評価する姿勢を見せた。

「『ジャニーズ性加害問題当事者の会』が今月7日をもって解散し、藤島ジュリー景子前社長が、グループ4社すべての代表取締役を先月までに辞任しました。最近になって目に見える進展があったのは事実です。NHKとしても、旧ジャニーズの出演者をゼロにして過去最低の視聴率を記録した去年の紅白の二の舞いは避けたい。今年上半期の音楽セールスでダントツの勢いを見せたSnow　Manを担ぎ出そうとする動きが現場レベルにあるといいます」（NHK関係者）

　スタート社にとっても、Snow Manの紅白出場が決まれば、NHKのほかの番組の“出演解禁”にもつながる。実はもう一つ、NHKが用意しようとしているのが、冒頭のキンプリ新旧メンバーの再会だという。高橋海人（25）と永瀬廉（25）の2人体制のキンプリは失速傾向にあるが、Number_iは今年1月1日に世界配信でリリースしたデビュー曲「GOAT」などが大ヒットしている。

「紅白のステージでSnow Manを挟んだとしても、キンプリとNumber_iのメンバーが並んだら、22年に最後に5人で出場した時の光景が蘇ります。多くのキンプリファンが感激するでしょう」（同）

　“ジャニーズゼロ”はわずか1年で終わりそうな気配だ。