大の里が無傷の9連勝「3場所33勝」まであと星3つ! 大関スピード昇進なら“記録づくめ”
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月17日 11時41分
大の里(C)日刊ゲンダイ
とにかく負けない。
昨16日に若元春を破り、初日から唯一、無傷の9連勝と快進撃の大の里(24)。立ち合いではもろ手突きで相手の上体を起こすと、まわしにこだわらず押し相撲で圧倒した。
直近2場所は三役で21勝しており、大関昇進の目安といわれている3場所33勝まで、あと星3つ。昇進の可能性は極めて高く、その場合は角界の歴史に名を刻む新記録も手にすることになる。
大の里は幕下付け出し10枚目で昨年5月場所デビュー。幕下、十両、平幕をすべて2場所ずつで通過し、今場所が三役3場所目だ。これまで初土俵から大関へのスピード出世は、雅山(現二子山親方)と、のちに時津風親方として協会理事長も務めた豊山の持つ12場所が最速。9場所は彼らを大幅に上回る記録となる。
まだ気は早いものの、横綱昇進の最速記録も期待できる。初土俵から横綱に昇進した力士は、年6場所制定着後は輪島の21場所が最速。年2場所10日制だった大正時代は大錦卯一郎が15場所で昇進している。大の里は来場所が入門10場所目。実力を考えれば、こちらの記録を抜き去る可能性も十分にある。
大の里がケタ違いに強いのか、それとも他の力士が弱いだけなのか……。いずれにせよ、大きなケガをしない限りは歴史に名を残すことになりそうだ。
◇ ◇ ◇
そんな大の里の稽古態度について、「師匠の二所ノ関親方が見ている前で、堂々と稽古をサボることもあるくらい。師匠は苦い顔をするものの、部屋の出世頭だからか強くは言わない」とは角界関係者。いったいどういうことなのか。
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