1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

韓国サッカーの悲惨すぎる現状を“身内の識者”がボロクソ批判《指揮官が時代遅れ》《協会会長が無能》

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月20日 9時26分

韓国サッカーの悲惨すぎる現状を“身内の識者”がボロクソ批判《指揮官が時代遅れ》《協会会長が無能》

韓国代表の洪明甫監督(C)ロイター

 日本代表は2026年北中米W杯のアジア最終予選で初戦の中国戦を7ー0、続くバーレーン戦を5ー0と最高のスタートを切った。

 アジア最終予選C組で2戦2勝は日本だけ。最終予選を戦っている18カ国の中で「12得点、無失点」は、と突出した成績である。

 一方で日本の永遠のライバルと言われる韓国代表は苦しんでいる。

 初戦のパレスチナ戦はFIFA(国際サッカー連盟)ランキングで73位の差(韓国23位、パレスチナ96位)があり、しかも韓国のホーム試合にもかかわらず、スコアレスドロー。続くアウェーのオマーン(同76位)戦は開始10分に先制しながら、追加タイムにオウンゴールで同点とされた。それでも後半37分にエースFWのソン・フンミンが決勝点を決め、90+11分にもダメ押しで3ー1と勝利を収めたが、およそ「アジアの虎」らしからぬ戦いぶりだったと言える。

 この日韓の違い、試合結果の差に韓国メディアからは嘆き節が聞こえ、大韓サッカー協会(KFA)への追求が始まっている。

 これまで数多くの国際大会を取材し、日本メディアとも情報交換を続けている韓国のニュースエージェンシー「NEWS1」のキム・ドヨン氏は「日本は森保監督体制の6年間でよく洗練されてきた。試行錯誤はあったが、日本が目指すサッカーが見えてきた。それが最終予選でもよく表れている」と日本を高く評価し、合わせて自国代表チームに対して厳しい目を向けている。

「韓国の国内メディアはホン・ミョンボ監督がやろうとしているサッカーに対して、まだ多くの疑問を持っています。一部のアナリストは、彼はトレンドに遅れていると言っています。ホン・ミョンボ監督が(Kリーグ)蔚山現代を率いていた時代、土壇場での采配に多くの疑問が持たれていました。ベテランを偏重し、戦術的に現代サッカーとはかけ離れているという意見も多くありました」

 さらにKFAの監督選定についてもキム・ドヨン氏は疑問を呈する。

韓国サッカーが抱える3つの問題点

 KFAは、今年1~2月にカタールで開催されたアジア杯の準決勝でヨルダンに0ー2と敗れた後、ユルゲン・クリンスマン監督(元ドイツ、元米国代表監督)を解任した。暫定監督にファン・ソンホン(パリ)五輪代表監督が就いて指揮を執ったが、7月29日にホン・ミョンボ監督が就任記者会見を行った。

 その選定の過程が「不透明で問題がある」と追求されており、それがホン・ミョンボ監督に厳しい目が向けられる一端にもなっている。キム・ドヨン氏はこう続けた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください