1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

白熊優太は後輩・大の里を支えるスイーツ名人…中学時代から相撲留学、両親には敬語

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月22日 7時47分

白熊優太は後輩・大の里を支えるスイーツ名人…中学時代から相撲留学、両親には敬語

白熊(C)日刊ゲンダイ

【大相撲 人気力士丸わかり名鑑】#91

 白熊優太
 (25歳・二所ノ関部屋・前頭16枚目)

  ◇  ◇  ◇

 ほんわかした見た目と口調。いかにも童話などに出てくる「くまさん」を彷彿させるが、しこ名は「北海の白熊」とあだ名された元大関・北天佑が由来だ。

 弟弟子の大の里とは、中学から日体大まで同じ時間を過ごした1年先輩。一門の親方が言う。

「大の里の日々の稽古相手はもちろん、悩み事や雑談の相手も務めており、場所中は取組後にいつも一緒に食事をする間柄。大の里にとって精神的支柱で、二所ノ関部屋に入門したのも白熊の存在が大きい。もっとも白熊は、元部屋付きで今年6月に独立した中村親方(元関脇・嘉風)の内弟子。にもかかわらず、独立について行かずに残留したことで相当揉めたようです。白熊にとっても、良き弟分の大の里の存在は大きいのでしょう」

 中学時代に福島県から新潟県に相撲留学し、家族と過ごした時間が短かった白熊。そのせいか、実家に帰った時は両親に敬語で接しているという。

 一方、寮生活が長かったこともあり、料理がうまく、大の里が「これを作って」とリクエストを出すこともある。中でもスイーツ作りはお手の物。最も得意としているのはアップルパイという。

 そんな白熊だが、面倒見だけの力士じゃない。前相撲から始め、入門3年目での新入幕は十分早い部類だ。

「右四つが持ち味で、左上手を取ったら力を発揮する。とにかく上半身の力が強く、入門から十両昇進まで一度も負け越しがなかった。十両では腰痛に苦しんだが、現在は問題ないそうです」(前出の親方)

 かわいい「しろくま」だと思ったら、とんだしっぺ返しを食う。

▽白熊優太(しろくま・ゆうた)
●本名は高橋優太
●1999年、福島県須賀川市出身
●186センチ、174キロ
●最高位は現在
●しこ名決定後は「日焼けするから海には行けませんね」とジョーク

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください