虎の主砲・大山を巡り巨人阪神“場外乱闘”に突入か…メジャー挑戦濃厚な岡本の去就がカギを握る
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月25日 11時37分
巨人・岡本和真(C)日刊ゲンダイ
首位巨人と熾烈な優勝争いを繰り広げる2位阪神。23日の直接対決に勝利した巨人の阿部慎之助監督は笑顔を見せ、敗れて2ゲーム差に開いた岡田彰布監督は報道陣の取材に答えることなく、無言で甲子園を後にした。
巨人の優勝マジックは「4」。阪神が残り5試合を全勝しても、巨人が残り6試合で4勝すれば2020年以来、4年ぶりの優勝となる。阪神は徳俵に足がかかっているが、GTによるバトルは「両軍の4番」を巡ってグラウンド外にも飛び火するかもしれない。
<場外戦>のカギを握るのは、巨人の岡本和真(28)の去就だ。
強いメジャー志向がある岡本は昨オフ、球団にポスティング移籍の容認を直訴した。早ければ今オフにもメジャー挑戦する可能性があるという。
「ここにきて岡本を熱心に視察するメジャースカウトも複数います」と、さる代理人筋がこう続ける。
「巨人には、ポスティングを容認する条件があるといわれています。ひとつはチームの成績です。今季、4年ぶりのリーグ優勝を果たすことができれば、容認への道が開かれる可能性はあるとみています」
岡本はここまで打率.273、26本塁打、78打点。昨季より数字を落としてはいるものの、本塁打と打点はヤクルトの村上に次ぐリーグ2位につけ、3年ぶりの打点王の可能性を残している。
「今季のプロ野球は投高打低が顕著。昨季まで6年連続で30本塁打をマークしていますし、昨年のWBCでも国際大会での適応力の高さを見せた。打撃に関しては問題はないでしょう。しかも一塁、三塁の守備は安定していますし、外野を守ることもできる。ポスティングが認められれば、複数球団による争奪戦に発展するのは間違いありません」(前出の代理人筋)
仮に岡本がメジャー挑戦することになれば、巨人は「不動の4番」を失うことになる。その穴は簡単には埋まらないだろうが、そこで補強候補に浮上するのが今季、国内FA権を取得した阪神の主砲・大山悠輔(29)だという。
在阪の野球評論家がこう言う。
資金力では巨人が有利
「大山は阪神残留が基本線とみられますが、阪神との下交渉は難航していると聞きました。今後の交渉次第では、FA宣言も視野に入る。大山は関東の茨城出身で、在京志向もあるようです。一塁、三塁が守れる長距離砲の獲得に乗り出しそうな在京球団は、巨人と西武、ロッテでしょう。ヤクルトとDeNAには一塁と三塁に不動のレギュラーがいますからね。中でも巨人は、岡本の代役として、大山に魅力を感じているはずです」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
【阪神】大山悠輔、FA行使なら争奪戦へ 補強ポイント合うのは...西武、オリックス、広島か
J-CASTニュース / 2024年10月18日 16時18分
-
V奪回へ「藤川阪神」14日にも誕生 参謀役に野村克則2軍バッテリーC!オリ・小谷野栄一打撃Cも招へい
スポニチアネックス / 2024年10月14日 3時1分
-
巨人・岡本和真「メジャー断念」に現実味…“元エースと4番”の同時流出はあり得ない?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月9日 11時32分
-
世界戦略を重視する名門ヤンキースが巨人・岡本和真に熱視線!両者は《相思相愛》との情報も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月30日 11時22分
-
阪神「アレンパ」は風前の灯火…V逸の戦犯は誰だ?フロントの“見る目のなさ”は巨人と真逆
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月27日 11時27分
ランキング
-
1大谷翔平の走塁ミスをロバーツ監督が非難 異例の苦言に米メディア騒然
東スポWEB / 2024年10月19日 10時45分
-
2最下位の鳥栖、J2降格が決定 2012年に昇格後初めて…監督交代、主力移籍“草刈り場”の苦境1年
FOOTBALL ZONE / 2024年10月19日 17時4分
-
3G党歓喜!「永久保存版」「涙出た」「鳥肌たった」 35歳・坂本のヘッスラ2連発に大興奮
スポニチアネックス / 2024年10月19日 21時36分
-
4大谷にNY紙は“完敗宣言”「歯が立たない」 敏腕記者脱帽…歴史上で見当たらない才能
Full-Count / 2024年10月19日 15時26分
-
5ゴールまであと10mで悲劇「見ていて辛く」「涙が出てしまい…」X悲痛 箱根駅伝予選会、東海大は落選
THE ANSWER / 2024年10月19日 18時40分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください