堂本剛、松本潤、中山優馬…そして「HiHi Jets」髙橋優斗の退所でファンが迎えるジャニーズの終焉

旧ジャニ本社ビルも売却されていた（Ｃ）日刊ゲンダイ

　ジュニアの5人組グループ「HiHi Jets」の髙橋優斗（24）が19日、来月1日にグループを脱退し、「STARTO ENTERTAINMENT」を退所することを発表。事務所公式によれば、本人からアイドル人生に区切りをつけて、「新たな挑戦をしたい」と申し出たという。

　"ジャニーさん最後の推し"としても知られた髙橋の決断に旧ジャニオタの間で激震が走っている。

《まだ“ジャニーズ”が残ってる人って貴重だったんだけどな…高橋優斗がいなくなるのは、一つのコンテンツの終わりが来たって感じしてしまう》《高橋優斗の退所はジャニーズの終わりを感じる》《高橋優斗はジャニーズの中でも随一のスター性と主人公性とキラキラと司会進行や調整力、まとめ方全てを持った子だった…………。過小評価されていた様に感じていて、ジャニーさんだったらなって悔しかった》

　髙橋は2015年に高校1年生で入所、翌年にグループ活動を開始した。この2、3年は地上波の深夜枠ドラマで主演を務めるなど俳優業も順調。また「HiHi Jets」はデビュー最有力候補のグループと注目されていた。

「髙橋さんは、今やジュニアのまとめ役的存在でMCも上手く、ジャニーさんイムズを継承したアイドルだったことでデビューを見届けたかったと悔やまれています。旧ジャニオタは、たとえグループに不祥事があってもデビューまでは推すというファンが少なくないですから。『HiHi Jets』は『美 少年』とともに2019年デビューが期待されていましたが、あまりに下積みが長いうえに髙橋さんをデビューまで引き留めなかった現事務所の体制にジャニオタからは反発の声が出ています」（旧ジャニーズ担当記者）

　加えて、故ジャニー喜多川イズムを継承したタレントが次々新事務所を退所することにも《ジャニーズ色を排除するためなのか》と不信感を募らせている。ジャニーさんの推しとしてファンの間でも知られるメンバーでは、23年5月に退所した平野紫耀（27）をはじめ、今年には堂本剛（45）、松本潤（41）が退所、そして俳優業をしていた中山優馬（30）が来年1月末で「STARTO ENTERTAINMENT」を退所、独立すると発表している。残るはtimelesz のメンバー佐藤勝利（27）くらいだ。

「最近は、若いグループでも熱愛結婚ラッシュでSNSでもファンに無遠慮な投稿も多く、アイドルの体をなしていないタレントが増えている。ジャニー喜多川氏の性加害問題は許されないですが、アイドルのプロデュースとしては未だに支持する古参ファンは多い。今回髙橋さんの退所で、一時代の終わりとして、"ジャニーズ"というブランドとして応援する複数のグループを推していた古参ファン離れが始まっています」（同）

　ジャニーさんの推しメンの消滅で新事務所にとってはイメージ一新となるが、全く違う事務所になってしまうことにファンには複雑のようだ。

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