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夏の猛暑でお天気キャスター大忙し…「的中」の面々には美しすぎるキャスターも、ベテラン予報士は予想外れる

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月29日 9時26分

夏の猛暑でお天気キャスター大忙し…「的中」の面々には美しすぎるキャスターも、ベテラン予報士は予想外れる

天達武史キャスター(C)日刊ゲンダイ

 ようやく秋めいてきたけれど、この夏、テレビで忙しかったのは情報番組のお天気キャスターたちだ。

 連日の猛暑と記録的豪雨を番組トップで報告・解説し、「この暑さ、いつまで続くの~」という視聴者の悲鳴にも答えなければならなかった。しかし、これまで経験したことのない高温状態と大雨だから、気象予報士も手持ちの知識やデータだけでは正確に予報できない。はたして当たったキャスター、外れたキャスターはだれか。

 春先から、「観測史上最も暑い夏になる」と予想していたのは、「めざまし8」(フジテレビ系)の天達武史だ。「暑さも長さも1位の夏」「熱帯のようなゲリラ豪雨」「過去最強クラスの台風襲来」とドンピシャだった。「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ・日本テレビ系)の蓬莱大介も、「去年を上回る危険な夏」と的中させていた。

 最も予報精度が高いと評価されている気象会社「ウェザーニューズ」は、「チベット高気圧と太平洋高気圧が上空で重なり合う“ダブル高気圧”で、猛暑日が続いたり、40度前後の酷暑が発生する」と正確に分析していた。そのウェザーニューズのエース気象予報士・依田司は、「グッド!モーニング」(テレビ朝日系)で毎朝、「きょうも猛暑日になります」と注意を呼び掛けた。

 美しすぎると人気急上昇、「ニュースウオッチ9」や「サタデーウオッチ9」などNHK御用達の久保井朝美は、「昨年は、統計史上最も気温が高くなりましたが、今年は、それを上回る暑さになるおそれがあります」「特に8月16日ごろまでは、平年よりかなり高くなるおそれがあります。さらに、残暑も厳しくなりそうです」(東洋経済オンライン)と、9月の猛暑も見越していた。

外すのも芸のうち?

 一方、外したのは大御所の森田正光(「Nスタ」TBS系)である。予想はなんと冷夏。「スーパーエルニーニョが発生していて、西太平洋熱帯地帯の海水温が低下し、冷夏になり雨が多い」と見ていた。「雨が多い」はその通りだったが、冷夏はまるっきり違った。その後、大気膨張が続いていて地上気温が下がらなくなったと訂正。秋以降もこの高温状態は続くという。

「ひるおび」(TBS系)の森朗は番組中に、「間もなく最高気温40度を超え」と予測しながら、そんな日に限って超えず、司会の恵俊彰に「超えないじゃないですか」と突っ込まれた。「森さん、外れたっていいじゃない」なんて歌まで作られてしまった森は、いまや外すのも芸なのだろう。

「外れると素直に謝る姿勢が好き」と、外れることを“期待”されているのが「ゴゴスマ」(CBC・TBS系)の沢朋宏だ。解説のわかりやすさは定評がある。

 で、最強クラスの台風10号が関東直撃と警戒を呼び掛けたが、直後から九州・西日本をウロチョロしはじめ、「もうむちゃくちゃ。何もわからない」とお手上げに。でも、これでまたファンが増えそう。

 予測が当たったというより、役に立ったということでは「ZIP!」(日テレ系)のマーシュ彩か。毎朝、その日の天気や気温に合わせたファッションで登場するので、どんな格好で外出すればいいのかわかりやすかった。

(コラムニスト・海原かみな)

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