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「職業監督」である私の生活サイクル…週休2日、ウオーキングは1日8000歩、妻との関係は良好(持丸修一/専修大松戸 野球部監督)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月30日 9時54分

「職業監督」である私の生活サイクル…週休2日、ウオーキングは1日8000歩、妻との関係は良好(持丸修一/専修大松戸 野球部監督)

持丸監督(C)日刊ゲンダイ

【持丸修一 76歳名将の高校野球論】#47

「職業監督」という言葉をご存じでしょうか。

 ざっくり言うと、学校で教壇に立たず、野球の指導のみに携わる監督のことです。私は54歳で教員生活に一区切り付けて職業監督になりました。この仕事に就く人は少ないから、皆さんの周りにはそういないでしょう。今回は、私がどのような日々を送っているのかお話しします。

 専大松戸の野球部がグラウンドを使うのは火・木・金曜日。土・日は基本的に公式戦か、県外の学校と練習試合をしています。月・水曜日はウエートトレーニング日のため、この2日が私の休養日です。

 指導のある日は朝6時半~7時に起床し、朝食を取りながらテレビを眺め、昼まで思いのままに過ごします。昼食を終えて腹が落ち着くと、日課のウオーキングへ。スマホの歩数計を使い、日替わりコースで4000歩、30~40分ほどかけて歩きます。

 14時ごろに車に乗り込み、15時前にグラウンドに到着。選手が来るまでの間、もう4000歩を目指して学校の近所を散策。やはり健康第一です。50歳を過ぎた頃から意識的に歩くようになりました。

 ウオーキング中も、頭の中は野球一色です。いまのチームをどう鍛えるか、誰を中心に据えるかなどと考えているうちに、あっという間に時間が過ぎていきます。

 全体練習を終え、20時ごろに帰宅。食事を済ませて21時ごろには布団に入ります。ちなみに、好きなおかずは卵焼き。朝と夜は必ずのように食べています。

 土日は試合時間によって朝5時起床も珍しくありませんが、こうした生活は妻の存在があってこそ。どれだけ朝が早くても、私より先に起きて食事の準備をしてくれるなど、妻のサポートを挙げればキリがない。感謝してもしきれません。

 結婚から半世紀ほど経ちますが、関係は良好です。子供たちが巣立って2人きりの生活でも賑やかな方だと思います。夫婦円満の秘訣? 互いにあまり干渉しすぎないようにすることでしょう。いくら慌ただしく過ごしていても、「もっと休んだらどうか」などと口を出されることはありません。

 そんな妻は、私の携わる学校が甲子園に出場する際は、親戚と応援に駆けつけてくれます。現地滞在中は親戚たちと一緒に1度食事をするくらいの距離感です。もっとも、旅行好きの妻です。応援にかこつけて、本命は大阪観光かもしれません(笑)。

(持丸修一/専修大松戸 野球部監督)

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