破竹の勢い竹田麗央!4月初勝利からもう7勝《ビッグタイトル狙える、早く米国へ》と男子プロ驚嘆
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月1日 9時26分
竹田麗央(C)共同通信社
【日本女子オープン】最終日
「いやあ、強いですね」と、驚きの声を上げたのは小暮博則プロだ。
舞台は大会史上最長。10センチ以上の深いラフと砲台グリーンも選手を苦しめた。この難コースで唯一、2桁アンダー(通算10アンダー)で優勝したのが竹田麗央(21)だ。
4月のツアー初優勝から早くも7勝目。ツアー制度施行後では、畑岡奈紗が2019年に記録した同一年での日本女子プロ、日本女子オープンの2冠も達成した。今季はまだ8試合残っている。03年の不動裕理の年間最多勝記録(10勝)の更新も見えてきた。
冒頭の小暮プロは「これだけ強いと、やっぱり世界で戦う姿を早く見たいですよ」とこう語る。
「4月の初勝利からもう7勝です。まさに破竹の勢い。潜在能力はすごいものがある。竹田のいいところは、フォロースルーで左ヒジが右ヒジより高いこと。普通は右ヒジが左ヒジの上にくる。竹田は胸椎などが柔らかいので前傾をキープしたまま左ヒジを引き上げることができる。だから、あれだけクラブを振ってもフェースをスクエアに保つことができ、ボールがあまり曲がらないのです。
左へのシフトによるスイングでリズムが一定ということも大きい。米女子ツアーは今季、9人の日本勢が参戦していますが、竹田はその9人とはまったく違うタイプの選手で、飛んで曲がらないのが魅力。これだけ勢いがあってスケールが大きい竹田が米国でプレーする姿は多くのファンだって望んでいるはずです」
小暮プロが続ける。
「ただし、国土が広い米国はコースごとに芝質が大きく変わり、アプローチのウエッジコントロールに時間がかかる。日本ではクラブの重さで打てるが、芝に粘りのある米国ではヘッドを加速せざるをえないからです。ビッグタイトルが狙える器ですから、早く米国へ行って慣れて欲しいです」
来季の米女子ツアーに参戦するには、10月8日時点の世界ランキングが75位以内なら2次予選は免除され、最終予選会(12月5~9日=米アラバマ州マグノリアグローブGC)から出場できる。竹田は同30位(29日現在)で問題なし。この日、「複数年シードが取れたので、今年予選会に行ってもいいかなと思っていますけど、締め切り(10月8日)ギリギリまで考えます」と言った。早く準備をするべきだ。
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