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サバ+αで元気に暮らす(1)くるみと一緒に食べると脳を活性化させるパワーが絶大に

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月1日 9時26分

サバ+αで元気に暮らす(1)くるみと一緒に食べると脳を活性化させるパワーが絶大に

サバに「くるみ」を合わせて脳の活性化

 秋を迎え、サバがおいしくなるシーズンが到来しました。10月26、27日には全国の多彩なサバ料理が楽しめるサバグルメの祭典「鯖サミット2024in美浜」が開催されます。2014年から毎年秋に産地およびサバに力を入れている地域を巡回して開催され、今年は福井県美浜町に、北は東北から南は九州まで、27ブースが集結。ステージでは産地関係者によるトークセッションやサバソングのライブも行われ、とことんサバを満喫できるイベントです。

 サバの魅力はおいしいのもさることながら、豊富な栄養素を含み、健康や美容にさまざまな効果があるところです。中医学の観点からも、サバは血行促進に役立つ優秀食材なのです。

 サバの健康効果として、まず挙げられるのは「脳の活性化」です。サバに多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳細胞の膜に存在し、脳を活性化させて、記憶力や学習能力を高める効果があります。また、神経伝達をスムーズにして、情報伝達能力を向上したり、認知症の予防改善に威力を発揮します。サバは心強い「脳トレフィッシュ」なのです。

 そんな優秀食材のサバを食べるなら、1品プラスするとさらなる健康効果が期待できます。薬膳面から、サバの脳の活性化パワーを高める食べ合わせとしておすすめしたいのが「くるみ」です。薬膳において、脳のパワーアップに絶大な効果を発揮する食材で、中国では古来、実の形が脳と似ていることから脳を滋養する「補脳」効果に優れているとされています。

 そんな両者を組み合わせた一品が「サバとくるみのディップ」です。サバ缶とくるみを使った混ぜるだけのお手軽ディップ。意外かもしれませんが、ヨーグルトで、まろやかなさわやかさに仕上がります。バゲットやクラッカーにのせると白ワインにぴったりのおつまみになります。 (つづく)

【材料】2人分

●サバ水煮缶(200グラム)1/2缶
●くるみ 大さじ2
●タマネギ(みじん切り) 大さじ1
●A(ヨーグルト=大さじ1.5、カレー粉=小さじ1/2、ニンニクのすりおろし・ウスターソース=少々)
●塩、こしょう 適量

【作り方】
 ボウルにサバの身と缶汁少々を入れて、刻んだくるみ、タマネギ、Aを入れてよく混ぜる。塩・こしょうで味を調える。

▽池田陽子 薬膳アテンダント、全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ

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