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7代目円楽を襲名した三遊亭王楽が狙うは「笑点」親子出演 6代目の遺言で後継に

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月1日 11時16分

7代目円楽を襲名した三遊亭王楽が狙うは「笑点」親子出演 6代目の遺言で後継に

三遊亭王楽(C)日刊ゲンダイ

 落語家の三遊亭王楽(46)が来年2月20日付で7代目三遊亭円楽を襲名することが決定。30日、都内で記者会見が行われ、林家木久扇(86)と父の三遊亭好楽(78)と共に登場した。

 父と同じく5代目円楽の弟子で、6代目円楽の遺言により7代目襲名に至った王楽。この日は6代目円楽の三回忌だった。

「お話をいただいたときはピンとこなかった」というが「顔を知らない国民がいないビッグネームを忘れさせちゃいけないのであれば、このタイミングしかない」と決意したという。

父・好楽は「名前を大きくするのも小さくするのも本人の心構え次第」とコメント

 笑点のレギュラー出演について問われると「正直狙ってます! 親子で並んでみたい。そうすると誰かが欠けなきゃいけない。そうした時は同期の(春風亭)一之輔にどいていただいて……」と会場を笑わせた。

 好楽は「名前を大きくするのも小さくするのも本人の心構え次第」、木久扇は「芸は人柄、だしは鶏ガラ」とコメントしたが、演芸評論家の吉川潮氏はこう言う。

「趣も芸も端正で、父譲りの明るさで好感を持たれるタイプ。二つ目時代はさまざまな師匠のところに稽古に行き、中でも春風亭小朝の薫陶を受けている。5代目亡き後は、兄弟子の6代目と小朝を心の師と仰ぎ、円楽一門会の中では群を抜いていました。自分の息子を含め、直弟子がいるにもかかわらず、王楽に継がせたのは6代目の英断であり、正しい判断。笑点に関しては次のレギュラー候補としては有力でしょう。先代に続いて顔が端正だから、女性関係は気を付けてもらいたいかな」

 襲名披露興行は2月26日から3月2日まで東京・有楽町よみうりホールで開催される。

  ◇  ◇  ◇

 会見で名前が出た春風亭一之輔には、「焦点の司会就任が約束されている」との説が出たことがある。●関連記事【もっと読む】「笑点」新メンバー春風亭一之輔に“新司会就任”密約説…注目は木久扇、好楽、小遊三の進…では、その憶測の詳細に触れている。

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