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ゼリア新薬vsツムラ 健康増進に役立つ新薬で知られる2社を比較【ライバル企業の生涯給与】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月2日 9時26分

ゼリア新薬vsツムラ 健康増進に役立つ新薬で知られる2社を比較【ライバル企業の生涯給与】

「ゼリア新薬工業」と「ツムラ」/(C)日刊ゲンダイ

 年を重ねると、体の不調がアチコチに出てきます。膝が痛い、腰が重たい、目が見えにくい、食欲がない、だるい……。さまざまな症状がありますが、医者に行くほどでもない。そんなときは、ドラッグストアに行ってちょっと楽になりそうなクスリを探すという人は多いでしょう。

 今回は、医薬品業界のなかで漢方薬など健康増進に役立つ製品を扱う「ゼリア新薬工業」と「ツムラ」の社員待遇を比較してみます。

 ゼリア新薬は1955年設立。59年に関節痛や腰痛などに効能があるとされる「コンドロイチン」を発売しました。現在は「コンドロイチンZS錠」の名前で親しまれています。肝臓機能の改善薬「ヘパリーゼ」シリーズ、便秘薬の「ウィズワン」なども発売しています。

 ツムラの創業は1893(明治26)年。東京・日本橋で津村順天堂として開業し、婦人薬「中将湯」を売り出しました。医療用漢方製剤の「ツムラ葛根湯」など、この分野の国内シェアは8割を超えます。一般用では肌トラブルや肥満、尿トラブル、ストレスなど症状に合わせた漢方薬を揃えています。

 業績はどうでしょうか。2024年3月期(連結)で比較してみます。売上高はゼリア新薬が757億円、ツムラが1508億円。営業利益は96億円と200億円、純利益は77億円と167億円です。

 有価証券報告書によると、社員の平均年収はゼリア新薬が768万6000円、ツムラが806万8000円。役員報酬は1人あたり平均で2320万円と2930万円となっています。

 年代別の推定年収は、30歳時はゼリア新薬が656万円、ツムラが746万円。40歳時は716万円と814万円、50歳時は804万円と914万円です。

 生涯給与はこうなります。

▽ゼリア新薬…2億8400万円
▽ツムラ…2億9600万円

 両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)はゼリア新薬6867万円、ツムラ7107万円です。85歳時は1131万円と1088万円。どちらも安定した老後が待っていそうです。

(データ提供「Milize」=https://milize.co.jp)

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