1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

朗希獲得へメジャー30球団が名乗り 球速落ちても故障リスクあっても《500万ドル》で済むお買い得

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月2日 11時41分

朗希獲得へメジャー30球団が名乗り 球速落ちても故障リスクあっても《500万ドル》で済むお買い得

佐々木朗希(C)共同通信社

 やっぱり、どこかおかしいのだろう。

 1日の楽天戦に先発した佐々木朗希(22)が2022年4月以来、2年ぶりの完投勝利。9回を5安打1失点に抑えて自身初の2ケタ勝利(10勝5敗)をマークし、ロッテの2年連続CS進出が決まった。

 とはいえ、球速はガタ落ちだ。昨季はストレートの平均球速が159キロ、当たり前のように160キロ台の速球を投げていたのに、今季はなかなか160キロを超えない。この日の最速は157キロ。140キロ台のストレートが何球もあった。

 当初は故障を防ぐためにあえて球速を抑えているといわれたが、実は開幕前から球速が上がらずに本人はクビをかしげていたとか。先日は吉井監督がデイリースポーツの取材に対し、投球フォームが原因と答えている。

 おまけに故障を危惧するメジャースカウトもいる。「そもそもテイクバックが大きく、肩肘に負担のかかるフォーム。それに球速が落ちたといっても155キロを投げれば肩肘へのダメージは大きい。彼は故障リスクがある」とはア・リーグのスカウトだ。

 佐々木は今オフ、ポスティングシステムを利用したメジャー挑戦がウワサされるが、球速が落ちたうえ、故障の可能性もある投手が米球団に評価されるのか。昨年までと違って、評価がガクンと下がることはないのか。

「ウチはもちろん、ほとんどすべての球団が取りにいきますよ。平均160キロのストレートを投げるポテンシャルがあるのは間違いないし、体力不足というが、まだまだ成長過程ですからね。何より25歳未満だけにマイナー契約しか結べないのはデカい。契約金や年俸などをひっくるめて使う金額は500万ドル(約7億2000万円)程度で済みますからね」(前出のスカウト)

 ペナントレース最後の登板であろうこの日の楽天モバイルパーク宮城にはヤンキース、レイズ、ドジャースなど計10球団のスカウトやフロントが佐々木の視察に訪れた。地区優勝を決めたばかりのドジャースはフリードマン編成本部長が直々にネット裏から熱視線を送る熱の入れようだった。

「先制されてしまったんですけど、逆転してもらって、なんとかその点を守ることができてよかったです。今年は野手陣に助けてもらう試合が多かったので、すごく感謝していますし、リリーバーも勝った状態をキープしてくれてたくさん頑張ってもらって、そのおかげの10勝かなと思います。(CSは)3位からになると思うんですけど、日本シリーズに行って、日本一になれるように頑張ります」とは試合後の本人だ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな佐々木朗希は昨オフ、母親と一緒に「メジャーに行かせてくれ!」と泥沼交渉劇を繰り広げたのは記憶に新しい。最終的に、球団が「あえて泥を被った本当の理由」とはいったい何か。

関連記事【もっと読む】…では、その舞台裏について詳しく報じている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください