不手際まみれバド協会は「DX化」が喫緊の課題…重要手続きの“手入力”脱却が必要不可欠
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月3日 9時26分
大堀彩(C)共同通信社
不手際が続く日本バドミントン協会が1日、2028年ロサンゼルス五輪に向けて五輪5大会連続で指揮した朴柱奉氏(59)に代わり、現ジュニアナショナルチーム監督の大堀均氏(56)がヘッドコーチに就任すると発表。パリ五輪女子シングルス代表で娘の彩(28)、男子シングルス元世界ランキング1位の桃田賢斗(30)ら多くの代表選手を育てた大堀氏のもと、ロス大会でメダル量産を目指す。
財務状況の改善に取り組む同協会はあわせてNTTとスポンサー契約したと明らかにした。
まずは強化体制と財務基盤の整備に取り組んだ同協会の課題は山積。これまで国際大会への出場エントリー漏れを繰り返し、さらにここにきて新たに2件のミスが発覚。会見した村井満会長は選手のエントリー手続きを扱う「代表総務チーム」を会長直轄とし、複数人によるチェック体制を敷くなど、再発防止に取り組んでいると説明した。
同会長によれば、これまで国際大会へのエントリーは、ほぼ1人の担当者が行ってきた。各選手の所属先との連絡はメールや電話、口頭と統一されていない上に、BWF(世界バドミントン連盟)への手続きは全て手作業による入力。エントリーシステムが確立できていないために起きた「ヒューマンエラー」だったと頭を下げた。
協会は今後、人為的ミスをなくすため、オンラインのエントリーシステムを導入する方針だが、莫大なコストがかかるだけに、先送りになるという。
ロスでのメダル量産を狙うにはまず、協会のDⅩ化が不可欠といえそうだ。
◇ ◇ ◇
それにしても、日本のお家芸だったはずのバドミントンはなぜパリ五輪で惨敗だったのか。協会の失墜を招いた「大事件」とはいったいなにか。
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