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レッドブルがJ3大宮を買収!「Jリーグ初の外資系企業・単独オーナー誕生」で日本サッカーはどう変わる?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月3日 9時26分

レッドブルがJ3大宮を買収!「Jリーグ初の外資系企業・単独オーナー誕生」で日本サッカーはどう変わる?

大宮の今季の胸スポンサーはドコモ(C)Norio ROKUKAWA/office La Strada(C)日刊ゲンダイ

 レッドブルがJ3大宮を買収 「1日にJ初の外資企業・単独オーナー誕生」で日本サッカーはどう変わる?

 32年目シーズンを迎えているJリーグが、大きなターニングポイントを迎えた。

 J3に所属する大宮アルディージャが、オーストリアの大手飲料メーカー「レッドブル社」がNTT東日本から株式の100%を取得したことに伴い、10月1日をもって運営会社名を「RB(アールビー)大宮株式会社」に変更したのである。 なぜこれが大きな分岐点となるのか? 

 外資系企業がJクラブの単独オーナーになるのは、今回が初めてのことだからだ。

 サッカー界で「レッドブル」と言えば、オーストリア1部の「レッドブル・ザルツブルグ」、独1部の「RBライプツィヒ」、米1部「ニューヨーク・レッドブルズ」などが知られている。

 果たして「RB大宮」は「レッドブル大宮」と呼ばれるようになるのか? J3を独走中の大宮が来季、J2に復帰するのは間違いない。それまでに全貌が明らかになるだろう。

 今回、Jに風穴が空いたことで多くの外資系企業が、Jリーグへの参入を狙っていくことが推察される。

「かつて在日朝鮮蹴球団のメンバーとしてプレーしていた人物から『もし自分たちがJクラブを所有したら、日本のサッカーは盛り上がるよ。だって毎週末に<日朝戦>ですからね。日本系のチームにとっても<国際試合の経験を積める>から非常にプラスになると思います』と聞いたことがあります」(サッカージャーナリスト・森雅史氏)

 現在のJリーグの規約では、1試合に出場できる外国籍選手の数は「J1で最大5人」「J2とJ3は最大4人」(チーム登録枠はA契約選手25人以内)。外国籍の選手だけのチームを作ることは出来ない。

「しかしながら国際結婚も増えている昨今、国籍は日本でも<外国のルーツを共有する選手>だけでチームを作ることは可能です。ほかに『いつか自分たちもJリーグに参画したい』と話してくれた東南アジア諸国の人もいました。特に今は円が安いので<Jクラブはお買い得>と思っている企業も少なくないはずです。これから中国系、インドネシア系、マレーシア系の企業がオーナーのJクラブが誕生する可能性もあります」(前出・森氏)

 Jリーグは、週末のたびに国際色豊かなカードが開催されて観客動員も右肩上がりとなり、注目度アップで海外マネーが流入して金満リーグとして存在感を増していくーー。

 そんなバラ色の未来が待っているかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 Jリーグにはそのほかにも「大きな変化」があった。人材流出防止を目的に新人年俸が倍増したのだ。それでも、「効果は薄い」と見られている。いったいなぜか。Jリーグを取り巻く現在の環境とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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