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サバ+αで元気に暮らす(3)ニラをプラスして骨を強化するパワーを高める

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月3日 9時26分

サバ+αで元気に暮らす(3)ニラをプラスして骨を強化するパワーを高める

サバにニラをプラスして骨を強化する

 サバを手軽に取り入れるために、重宝するのが「サバ缶」。生のサバも十分、栄養豊富ですが、サバのパワーを根こそぎ取り入れるためにおすすめなのがサバ缶なのです。

 サバ缶の魅力は、骨や皮もあますことなく加工されていること。やわらかくなった骨も食べることができるため、生のサバや焼き魚と違って、はるかにカルシウム量が多いのです。さらに、カルシウムの吸収を助ける働きがあるビタミンDの含有量も豊富。骨を強くするために必要な要素を一気に摂取可能なサバ缶は、加齢によって増加する骨粗しょう症の予防にはうってつけです。

 サバは、筋肉や骨をつくるために重要なタンパク質も多く含まれています。筋肉や骨、関節などに障害が起きて、走ったり歩く機能が低下するロコモティブシンドロームの改善にも、サバ缶は大いに貢献します。

 薬膳面からサバの骨を強化するパワーを高めるために、食べ合わせとしておすすめしたいのが「ニラ」です。

 中医学では、骨は老化をつかさどる臓器「腎」との関わりが深いと考えます。腎は骨を養うため、働きが低下すると骨がもろくなり、折れやすくなってしまいます。また腰が曲がったり、腰痛などを引き起こします。

 ニラは腎の働きを高め、骨を強化してくれます。足腰を強化して腰痛を改善し、ぎっくり腰にも役立ちます。

 また、サバ同様に血行を促進する働きもあるので、血流アップ効果も倍増します。骨を強めて血がぐんぐんめぐるおすすめの薬膳レシピが「サバ缶とニラ、モヤシのレンジ蒸し」です。 (つづく)

【材料】
●サバ水煮缶  1缶
●ニラ(4センチ程度の長さに切る)  1把
●モヤシ  1袋
●ニンニク(スライス)  1かけ
●酒  大さじ1
●ポン酢、白ごま、ラー油、コショウ  適量

【作り方】
(1)耐熱皿に、モヤシ、ニラ、ニンニク、サバ水煮缶を缶汁ごと入れ、酒大さじ1をふりラップをかけて3分程度加熱する。
(2)①を器に盛り、白ごま、コショウ、ラー油をふり、ポン酢で食べる。

▽池田陽子 薬膳アテンダント、全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。

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