1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

石破首相や政治団体に対し上脇教授が告発 裏金事件の再調査「石破逃ゲル」では済まない

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月3日 14時40分

石破首相や政治団体に対し上脇教授が告発 裏金事件の再調査「石破逃ゲル」では済まない

ブーメラン(C)日刊ゲンダイ

「新しい事実が判明すれば調査が必要だ」

 第102代首相に選出された石破茂総理大臣(67)。1日夜の就任会見で、自民党の派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件の再調査について問われた際、こう言い切っていたが、早くも「新しい事実」が出てきたようだ。

 神戸学院大の上脇博之教授(66)が3日、石破首相や鴨下一郎元衆院議員(75)が代表を務めた政治団体「水月会」が2019~21年に開いた政治資金パーティーで、別の政治団体から計138万円の支出を受けながら、収支報告書に記載する収入を計80万円分少なくし、政治資金規正法違反の疑いがあるとして、石破首相や政治団体の会計責任者ら4人に対する告発状を東京地検に提出したのだ。

■石破首相は裏金問題について「以後、気を付けますでは済まない」と明言していた

 裏金事件が発覚するきっかけを作った日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗(日曜版)」(10月6日号)は、この問題の詳細についてスクープしているのだが、石破首相は2023年12月17日のフジテレビの番組で裏金問題に触れた際に政治改革の必要性を強調。「政治資金規正法を含めて法体系を見直さないと、『以後、気を付けます』では済まない」「透明性の確保、あるいは罰則の強化もあるのかもしれない」と語っていた。

「以後、気を付けますでは済まない」「罰則強化」まで踏み込んでいたのだから、自らの政治団体で起きた疑惑をきちんと調査し、説明するのは当然。さらに石破首相が再三、口にしていた「説明責任を果たす」の意味とは「言いっ放しではなく、国民に納得して理解してもらうこと」だから、一刻も早く責任を果たすべきではないか。

《総理大臣就任直後に「赤旗砲」を食らう石破氏(笑)》

《石破さんも裏金問題に関与していた疑いがあるとは…》

 SNS上では早速、疑惑解明を求める声が広がっている。

 総裁選で掲げた“公約”をことごとく覆し、名前をもじって「石破逃ゲル」などと揶揄され始めた石破首相。まさかこの件も「ルール違反」を犯すのではあるまいな。

  ◇  ◇  ◇

 自身が関与した政治団体にも裏金疑惑が浮上した石破首相。●関連記事『【もっと読む】《裏金問題・旧統一教会との癒着…自民党には自浄能力なし!石破内閣への各世論調査ではっきり》』『【さらに読む】《石破新総裁もやはり“政治屋”…早くもブレブレで泉房穂氏も「“手のひら返し”情けない」と落胆》』などを取り上げている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください