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金城武は国内ドラマ出演“たった4作”でも近況報道対象に…7年ぶりの出演映画公開と日本との関係性

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月4日 9時26分

金城武は国内ドラマ出演“たった4作”でも近況報道対象に…7年ぶりの出演映画公開と日本との関係性

金城武(C)日刊ゲンダイ

 かつて日本で絶大な人気を誇った俳優、金城武(50)の近況が久々に報じられた。「NEWSポストセブン」(9月30日配信)によると、日本人の父親と台湾人の母親を持つ金城は、04年に自ら建て、実家となっていた沖縄の豪邸を売りに出しているという。
 
「沖縄の豪邸売却は高齢の両親の終活を手伝ってのことのようですが、本人自体はずっと芸能活動をセーブしている状況です。多数所有している不動産からの収入で生活しているなどの噂がありますが、日本で活躍していた当時から、私生活を明かさない上に、結婚しているかも不明でミステリアスな存在なため、さまざまな噂が飛び交っています」(芸能ライター)

 金城は台湾の高校に通っていた時にスカウトされ、芸能界り入り。「恋する惑星」(1994年公開)をはじめとするウォン・カーウァイ監督作品など、香港や台湾といった中華圏の映像作品に多数出演。日本でも、平均視聴率20%越えを記録したフジテレビ系の大ヒットドラマ「神様、もう少しだけ」(98年)などに出演し、大ブレークを果たしている。


 
 しかし近年は、17年の香港・中国合作の「恋するシェフの最強レシピ」以降、出演映画はなく、今年12月に公開予定の映画「風林火山」が7年ぶりの映画出演となるが、クランクアップは17年中に済んでいるため、何らかの事情で公開が大幅に遅れたという。日本でも、02年の日本テレビ系「ゴールデンボウル」以来、ドラマに出演していない。

■父は日台の鰻業界のカリスマ 

 精悍なマスクとどこか憂いを帯びた表情が印象的な金城は、多数のCMにも出演するなど人気を博していただけに、日本での復帰を望む声が後を絶たない。
 
「金城さんのメインの拠点は台湾で、祖父が沖縄出身ということで沖縄にゆかりがありますが、日本とのつながりで言えば、台湾で養鰻業を営んでいたお父さんは、日本のうなぎを台湾に持ち込んだ人と言われていて、日本の鰻業界にも多大な影響を与えたレジェンドです。古くから日本の養鰻業や鰻の卸売業で仕事してきた少なくない人が、お父さんのもとで修業し、その技術を習得したと言われています。金城さん自身、幼少期に鰻の養殖現場をお父さんに連れられてよく見に行っていたようです」(外食企業関係者)
 
 アジア圏を中心に世界的なスターとなった金城だが、父親の故郷、日本でのドラマ出演はわずか4本。にもかかわらず、日本の多くのファンに強い印象を残した金城は、まだ50歳。いつの日か日本で姿を見せることはあるのだろうか。

  ◇  ◇  ◇

 金城武のごとく日台で人気の役者といえば、ディーン・フジオカ。私生活がミステリアスなところも重なる。●関連記事【もっと読む】愚かさを武器にディーン・フジオカは未知の世界を放浪し続ける…では、本人の魅力に迫っている。

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