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昇格決定的の中日・井上二軍監督は立浪監督と何から何まで“正反対”《明るさと社交性のある熱い男》

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月4日 11時42分

昇格決定的の中日・井上二軍監督は立浪監督と何から何まで“正反対”《明るさと社交性のある熱い男》

井上一樹二軍監督(C)共同通信社

 立浪和義監督(55)が今季限りで退任する中日が、3日までに井上一樹二軍監督(53)に来季の新監督就任を要請。この日、「要請がありました」と明かした本人は「それに対して、お受けしますとか、お断りしますとか、返事はまだしていません」と話した。

 当初から、「ポスト立浪」の最右翼とされた井上二軍監督は、2009年限りで中日一筋20年の現役生活を終えると、翌年から一軍打撃コーチ、二軍監督を歴任。評論家生活を経て、20年から3年間、矢野阪神でヘッドコーチなどを務めた。昨オフに二軍監督として古巣中日に復帰し、ウエスタン・リーグで2年連続最下位だった二軍を2位に押し上げるなど、手腕を発揮した。ちなみに、1回目の二軍監督時代の11年にはファーム日本一を果たしている。

「現役時代から立浪監督の一番の弟分でしたが、誰もが畏怖する竜のプリンスに唯一、真正面から直言できる熱い男でもあった。球場で顔を合わせれば、他球団のOBにも必ず帽子を取って挨拶に行く。ニコニコして『先輩、先輩』と人懐こく話しかけてくるから、球団の垣根を越えて井上二軍監督を悪く言う声は聞いたことがない。近寄りがたいオーラをまとった立浪監督とは対照的な明るさと社交性を持ち、選手をやる気にさせるモチベーターとしての能力はかなり高いと思います」(中日OB)

 指導方針も立浪監督とは対照的。阪神ヘッドコーチを退任後、矢野前監督と行ったトークショーではこう言っていた。

「自分のモットーとしては、どれだけ選手にモチベーションを上げさせるか(が大事)。もちろん“肘上げろ脇締めろ”っていう指導も大事ですけど、選手はガキの頃からやってるフォームがあるわけで、“ここをこう変えろ”という指導で劇的に変わるとは思えない」

 選手に自らの理論を押し付け、合う合わないに関係なく、立浪流打撃フォームを実践できなければ排除する。そんなやり方で選手と決定的な溝ができた立浪監督とは、正反対の考え方だ。

 3年連続最下位が現実味を増す今の中日は、現有戦力の底上げだけでは来季も苦しい戦いを強いられそうだが、少なくともベンチと選手の関係は良化しそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 中日と言えば、崖っぷちに立たされているのが根尾昂(24)だ。先月、広島戦に登板した際はボコボコに撃ち込まれ、立浪監督も苦笑いを浮かべたほどだった。いったい根尾に何が起きているのか。「悲惨すぎる現状」とは。

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