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W杯最終予選10月Rに遅咲き28歳FW大橋祐紀を初招集…森保監督「最大の狙い」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月5日 9時26分

W杯最終予選10月Rに遅咲き28歳FW大橋祐紀を初招集…森保監督「最大の狙い」

大橋祐紀(C)ゲッティ共同

 3日、2026年北中米W杯アジア最終予選の10月ラウンド(10日敵地サウジアラビア戦、15日地元オーストラリア戦)の日本代表メンバー27人が発表され、28歳の遅咲きストライカーが初招集された。創設1875年の英2部の古豪ブラックバーンでプレーするFW大橋祐紀のことである。

 千葉・八千代高から中央大を経て、19年にJ湘南に入団。23年の13ゴールが評価されてJ広島に完全移籍。今季前半戦だけで11ゴールを挙げると7月、トントン拍子に移籍話が進み、初の欧州挑戦が実現した。

 今季開幕戦でデビューゴールを叩き込み、ここまで8試合に出場して4得点の荒稼ぎ。元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏は「今が旬の点取り屋とはいえ、28歳のFWを代表初招集した森保監督の大胆さが伝わってくる」とこう続ける。

「身長181センチ・体重76キロのフィジカルを利した突破力がある。ゴールに対する独特の嗅覚を持っており、シュートチャンスを確実にモノにする決定力の高さもある。プロ1年目、2年目とケガにも泣かされてきたが、湘南-広島-英2部-初代表というステップアップは、シンデレラストーリーと言ってもいい」

 もっとも、代表内では新参者でしかなくサウジ戦やオーストラリア戦で先発起用される可能性はゼロに近い。それでもタイプの似ている常連FWにとって<起爆剤>にはなるだろう。

「代表FWの序列トップはオランダ1部のFW上田綺世(26)。身長182センチ・体重76キロでポスト役もこなせ、どんな体勢からもゴールを狙える万能タイプ。28試合.14得点という数字を残している一方で、代表でも所属クラブでも<ここでゴールが欲しい>という局面で決め切れない球際の弱さがある。同じオランダ1部のFW小川航基(27)も、身長186センチ・体重78キロの恵まれたフィジカルで空中戦にも強さを発揮するものの、決定機にシュートをミスするなど、期待通りのプレーを見せているとは言い難い」(サッカー関係者)

 オールドルーキーの代表初招集でFW陣が目の色を変え、シャカリキになってゴールを目指していく──というムードを醸成することが「森保監督の最大の狙い」とは、前出の関係者だ。

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