18年ドラ1がクビ…髙橋優貴は原前監督に潰された?巨人が左腕不足に陥る自業自得の噴飯
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月5日 9時26分
高橋優貴(C)日刊ゲンダイ
巨人は4日、高橋優貴(27)と来季の契約を結ばないと発表した。
高橋優は八戸学院大から2018年ドラフト1位で入団。3年目の21年にはチーム最多の11勝を挙げたものの、22年は1勝5敗。26回3分の2を投げ、18四球と制球に苦しんだ。9月に左肘関節鏡視下クリーニング手術を行い、同年オフに育成契約に。23年4月に支配下復帰を果たすも、一軍未勝利。阿部監督に代わった今季は一軍登板がなかった。通算成績は69試合で18勝25敗、防御率3.66だった。
巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)は「プロだから本人が責任を負うのは前提だし、故障もあったとはいえ、同情の余地はあります」とこう続ける。
「21年に11勝で左のエースになるだろうと思っていたら、翌年は明らかにストライクが入らなくなった。そもそも、21年だって与四球の数はリーグワースト(61)。もともと細かい制球力はなくても、勢いがあって思い切って腕を振れるから、スクリューボールなどの変化球が生きた。それなのに、当時の原監督は制球難ばかりを指摘した。精神的に追い込まれた高橋はイップスになっているように見えた。短所ばかりに目を奪われ、長所である腕の振りが鈍くなり、むしろ制球難に拍車がかかった。原監督は投手が四球を出すのを極端に嫌がったが、高橋は結果も出ていたんだし、欠点ばかりを指摘するんじゃなくて、もっと違う育成法はなかったのかと思いますね」
挙句、22年の手術以降はわずか1勝である。
「そこにきて巨人は今、左腕不足に陥っている。助っ人のグリフィンはともかく、先発ローテに23歳の井上が定着したのは、阿部監督にとっていい意味で想定外だったでしょうが、若手有望株の24歳・横川は2勝止まり。昨年のドラフトで社会人の森田(2位)と又木(5位)の即戦力左腕を2人指名したが、1年目の今季は全く戦力にならなかった。原前監督が高橋をしっかり育てていれば、阿部監督ももっと楽に戦えたでしょう。もったいないという他ありません」(高橋氏)
巨人の左腕不足は自業自得ともいえそうだ。
◇ ◇ ◇
そんな巨人の周囲で話題なっていたのは、原前監督の動向だ。愛弟子の阿部監督が就任1年目で優勝したにもかかわらず、4日間も「ノーコメント」だったのだ。いったいなぜか。原前監督は何を考えていたのだろうか。
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