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流暢な英語が話題!バスケ河村勇輝を支える「通訳いらず」のメンタリティー

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月5日 9時26分

流暢な英語が話題!バスケ河村勇輝を支える「通訳いらず」のメンタリティー

河村勇輝(C)共同通信社

 NBAは日本時間5日、プレシーズン(オープン戦)が開幕。まもなくバスケットボールシーズンが到来する。

 そんな中、グリズリーズと「エグジビット10」(キャンプ招待契約)を結んでいる河村勇輝(23)の取材対応に注目が集まっている。

 初めて背番号17のユニホームを披露した4日のキャンプ最終日、河村は練習中に同僚の大物・モラントを英語で質問攻めにすると、球団公式サイトの米記者からの質問にも、流暢な英語で対応。通訳なしで堂々と受け答えするなど、率先して英語力を駆使したコミュニケーションを図っている。

 いまや、海外チームでプレーするうえで語学力は不可欠なスキルとなりつつある。バスケのような団体競技であればなおさらで、河村も参戦したパリ五輪では、馬場雄大や渡邊雄太がホーバス・ヘッドコーチと英語で会話する場面も見られた。

 サッカーでは欧州リーグに所属する選手が、スペイン語やドイツ語といった各国の主言語を習得するのは当たり前といっていい。パリ五輪やり投げの金メダリストである北口榛花(26)はチェコ、カヌーでリオ五輪銅メダリストの羽根田卓也(37)はスロバキアと、単身で異国の地に乗り込み、競技力、語学力を磨いている。

 河村は日本代表でチームメートになった帰化選手のホーキンソン(29)に頼んで、英語を学ぶなど、渡米に向けた準備を進めてきた。「ある程度は話せても、現地の人たちに誤解されないよう、あえて通訳をつけている」と言うアスリートもいるが、率先して語学を学び、コミュニケーションを図ろうとする意欲、姿勢は、海外で活躍するうえでプラス。河村自身、“腰かけ”のつもりはサラサラないのだろう。

 盟友の富永啓生も米大学への留学経験があり、英会話に堪能。河村と同時期にペーサーズと「エグジビット10」契約を結び、先日、契約解除されたが、球団傘下の下部リーグチームや、他球団との契約を模索しているという。

 いつ解雇されるか分からない不安を抱えつつも、正式契約を勝ち取るためアピールを続ける河村。日本時間7日に開幕するグリズリーズのオープン戦で、心技体で渡米準備を積み重ねた努力が実を結ぶか。

  ◇  ◇  ◇

 そんな河村がNBAで生き残れるかどうかは、「低身長を生かした防御力」がカギになりそうだ。いったいどういうことか。172センチと、バスケ界では超小柄に属す河村の「持ち味」とは。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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