森七菜の移籍トラブルと重なる伊藤健太郎の不義理退所…チラつくステージママの影
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月6日 9時26分
伊藤健太郎(C)日刊ゲンダイ
俳優の伊藤健太郎(27)が芸能事務所「イマージュエンターテインメント」を9月10日に退所したことが今月1日、同社の公式サイトで発表された。「双方の意見が一致せず、最終的に退所という形で合意に至りました」と経緯も明かされたが、違約金の問題も解決していない。伊藤は2020年10月にひき逃げ事故を起こし、道路交通法違反などの容疑で逮捕(後に不起訴処分)されて芸能活動を休止した。この間、スポンサーなどから請求された数億円に上るとされる違約金を立て替えてきたのがイマージュだった。
「伊藤は別の大手事務所に所属する方向で調整中で、本来なら退所と同時に移籍が発表される予定でした。今回の伊藤の移籍は芸能界でも“いわくつき”で知られる人物が仲介したとされます。移籍先の新事務所が違約金を全額肩代わりするか、すぐに完済できるくらいのギャラを彼に支払う方向で話が進められたといいますが、受け入れ先の新事務所側はそんな条件は寝耳に水でした。なので、双方の事務所が弁護士を通じて金銭面の交渉を続けており、場合によっては来年までもつれ込みそうです」(スポーツ紙記者)
伊藤がそんなあやふやな話に飛びついてしまったのは母親の影響もあるという。伊藤の実母はネイルサロンなどを経営していたが、ブレーク後は息子の仕事にも関わるようになったという。
「“いわくつきの人物”にたぶらかされた一因は、伊藤の母親にもあるともっぱらです。今回の騒動で思い出されるのが21年1月に明らかになった森七菜(23)の電撃移籍でしょう。タレントもスタッフも少ない事務所から大手のソニー・ミュージックアーティスツに業務提携という形で移籍しました。移籍に際して“ステージママ”とマスコミで称される森の母親が関わっていたとされています」(同)
その後、森は映画やドラマに出演し、23年7月期には“月9ドラマ”「真夏のシンデレラ」(フジテレビ系)で主演したが、当時のゴタゴタのイメージを今も引きずっているのか、視聴率は振るわなかった。せめて表面上だけでも誰もが納得する形で移籍しないと、その後の活動が難しくなることを物語っている。
伊藤もこれから険しい道を歩むことになるかもしれない。
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