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森保J貴重なDFサブ高井幸大まで離脱の波紋…たたられたよう負傷者続出で11日サウジ戦に暗雲

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月8日 11時37分

森保J貴重なDFサブ高井幸大まで離脱の波紋…たたられたよう負傷者続出で11日サウジ戦に暗雲

DF関根大輝(C)共同通信社

 日本時間11日未明にW杯最終予選のサウジアラビア戦を迎える森保ジャパンで、またもケガ人である。

 川崎DFの高井幸大(20)が5日のJリーグ・町田戦で負傷交代。代わって、柏DFの関根大輝(22)が緊急初招集された。

 森保JのDF陣は、何かにたたられているかのように故障者が続出している。英プレミアのDF冨安健洋(25)、ベルギー1部ヘントDF渡辺剛(27)、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのDF伊藤洋輝(25)、町田DF中山雄太(27)が代表未招集。そこに、パリ五輪で活躍してW杯最終予選9月ラウンドで代表デビューを果たしたDF高井も離脱だ。

 森保Jの基本布陣は3DF(4MF.2シャドー.1トップ)。3DFの真ん中をベルギー1部シント・トロイデンDF谷口彰悟(33)が務め、左のベルギー1部サンジロワーズDF町田浩樹(27)、右のドイツ1部ボルシアMGのDF板倉滉(27)がトリオを形成して先発出場することが予想され、高井は板倉の交代要員だった。

「たとえばベテランの谷口が負傷した場合、板倉が3DFの真ん中に入って右に高井が入るというパターンがある。板倉が出場できなくなった場合も、高井が先発メンバーに入る公算が大でした。関根が追加招集されたとはいえ、CBの一角に入って及第点のプレーを見せることは、簡単ではないというのが現状です」(サッカー関係者)

 関根は、187センチの長身を生かして拓殖大時代までCBとしてプレーしていたが、柏入りしてから右SBにコンバート。パリ五輪でも攻守にダイナミックなプレーで存在感を示した。

「今回、スイス1部グラスホッパーのDF瀬古歩夢(24)が、1年3カ月ぶりにA代表に復帰。左右両足が使えるので3DFの左右のDFの控えとして重宝される存在です。関根はあくまで、トレーニングを通じて3DFの一員として機能するか、その適性をテストされる立ち位置。はたしてどこまでアピールできるのか……」(前出の関係者)

 その森保Jは8日未明(日本時間)、関根や初招集の英2部ブラックバーンFW大橋祐紀(28)ら現地入りした17人がピッチに姿を見せ、リラックスした表情で約1時間、練習メニューを消化した。

  ◇  ◇  ◇

 記事末尾に登場する大橋は28歳にして初のA代表入りを果たした。この時期に大橋を招集した森保監督の「最大の狙い」とは、いったい何か。チームにいま何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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