谷原章介長男「ジュノンボーイ」グランプリに期待 語られなかった実の父は「死ぬまで俳優」宣言

谷原章介（Ｃ）日刊ゲンダイ

《グランプリ目指してこれからも自分の芯をぶらさず貪欲に突き進みますので、応援のほどよろしくお願いします》

　自身のインスタグラムで意気込みを語ったのは、芸能界の登竜門と言われる「第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で、ファイナリストに選出された谷原七音（ななと）さん（20）。七音さんは、6日放送の日本テレビ系「スター発掘バラエティーあとは見つかるだけ」に出演し、父親が俳優の谷原章介（52）であることを明かし、出演者を驚かせた。

「176㎝でスラっとした体型の七音さんは、父親が谷原という点を除いても最終選考者の中で存在感はズバ抜けていて、グランプリに輝いてもおかしくないほどです。大手事務所間で争奪戦になることは間違いないでしょう。ここ最近の傾向として2世俳優は親の存在を隠すケースが少なくありませんが、七音さんは最初から谷原姓を名乗り、こうして父親の存在も明かしています」（芸能ライター）

　七音さんは、同番組で好きなドラマと俳優について、フジテレビ系「白い巨塔」と主演の唐沢寿明（61）と答えている。ほかにも目指す俳優として、「菅田将暉さん、山田裕貴さんも個性的で殻を破ってる感じが好きです」と2人の名前を挙げている。

■ドラマ「未成年」に言及

　だが以前、七音さんが好きなドラマとして挙げていたのは、1995年放送の「未成年」（TBS系）だ。
　
「いしだ壱成主演の『未成年』は、谷原が俳優デビューしたドラマでもあります。谷原は07年に結婚していますが、お相手は当時3歳の七音さんを連れての再婚で、実の父親はいしだ壱成であることが知られています。谷原は6人の子供を分け隔てなく育て、今年2月放送のバラエティー番組では、『成人式で感慨深かった』と七音さんについて話している。芸能界入りすればこうした事実も明らかになるが、『未成年』に言及している七音さんは、それも覚悟した上で芸能界入りを決意したようです」（前出・芸能ライター）

　七音さんは以前、自身のインスタで、《そこは僕は当たり前のことだと思っていますし、僕は僕なので、これからも自分がやるべきことは何も変わらないのかなと思っています》と、自身の境遇についてこう語っている。
　
　今年5月に個人事務所を設立したいしだは、「一生、俳優。死ぬまで役者。」と決意を新たにしている。どんな役者になるのか注目が集まっている七音さんといしだが、ドラマや映画、舞台で邂逅することはあるのか。

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