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吉本興業は痛恨…松本人志裁判の渦中にジャンポケ斉藤慎二わいせつ事件でイメージ悪化の大打撃

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月9日 11時3分

吉本興業は痛恨…松本人志裁判の渦中にジャンポケ斉藤慎二わいせつ事件でイメージ悪化の大打撃

斉藤慎二(C)日刊ゲンダイ

 お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(41)のスキャンダルは吉本興業にとって致命的なイメージダウンになりそうだ。8日、「ゴゴスマ」(TBS系)に出演した鈴木紗理奈(47)が「すごく残念。斉藤さんは朝の情報番組もやられていて」と失望をあらわに。妻の瀬戸サオリが「一方的な行為ではなかったことを伝えている」と報道を否定するSNSを発信したことに、ますだおかだの岡田圭右(55)が「あんなん、奥さんに言わせたらあかん」と苦言を呈した。

 そんな中、疑問視されるのは所属事務所・吉本興業の対応だ。事件は7月。8月上旬から体調不良を理由に番組を欠席。9月20日に活動休止を正式発表し、レギュラーをすべて降板していたからだ。同志社女子大学教授(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。

「吉本興業は『ヤミ営業問題』で経営陣もタレントもコンプライアンス研修を受講したはずなのに全く生かされていない。そもそも、合意の有無以前に“ロケバスの中”という、就業中の仕事場で起きたという事実が異常なこと。所属事務所として早急に伝える必要があったのに、体調不良で自主降板の形をとり、契約解除してから発信するところに誠実さがない。共演者のほかスタッフ、ファンや視聴者は斉藤容疑者に心を痛めていたと思うと、吉本に狡猾さを感じます」

 今回の事件を機に同じく「不同意性交」が争点になっているダウンタウンの松本人志(61)の名前や、「ヤミ営業」まで掘り起こされる事態に発展したのも当然だろう。

「両方とも同意か不同意かが争点だけに、ますます松本さんの復帰は遠のくし、松本さんがアンバサダーとしてキャスティングされたままの大阪万博も問題視されるでしょう」(影山貴彦氏)

 大阪万博まで半年。斉藤の一件は、吉本興業に「痛恨の一撃」になってしまったようだ。

  ◇  ◇  ◇

 そもそもが「不倫キャラ」だった斉藤慎二だけに、今回の一件は驚きというよりも「やっぱり」が広がっている。書類送検されたジャンポケ斉藤慎二の「病的な女癖」…仕事中に20代女性に性的暴行の“異常性”…では、斉藤の外道ぶりを伝えている。

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