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勝利直結の適時打だけじゃない!大谷のフル回転がドジャースの「逆王手」を呼んだ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月11日 9時26分

勝利直結の適時打だけじゃない!大谷のフル回転がドジャースの「逆王手」を呼んだ

大谷翔平(C)共同通信社

 ドジャースがパドレスに完封勝ち、対戦成績を2勝2敗のタイに持ち込んで逆王手をかけた日本時間10日の地区シリーズ第4戦。

 大谷翔平(30)はこの日も大暴れだった。

 5ー0で迎えた四回1死から四球で出塁すると、次打者ベッツの中飛で二塁へタッチアップ。意表を突く走塁で得点圏に進むと、3番T・ヘルナンデスの当たりは三塁線への痛烈なゴロ。打球は三塁を守るマチャドのグラブを弾くと、三塁塁審の左手に当たって失速。二塁走者の大谷は、スピードに乗ったまま三塁ベースを蹴って本塁へ。ボールを拾い上げたマチャドの送球によって憤死した。

 打球の失速を見届けた三塁ベースコーチは両手を広げて制止したが、三塁ベースを見ていた大谷は気付かなかったのだろう。結果は“暴走”も、打球が審判に当たらなければ悠々セーフだった。ベンチに戻って打球が審判に当たった映像を確認した大谷は怒りの表情で叫び声を上げた。

「中飛で一塁から二塁にタッチアップするアグレッシブな姿勢と、本塁憤死後に怒りをあらわにしたシーンがドジャースナインの士気を鼓舞したのは間違いありません。近くにいた同僚は『ショウヘイがここまで感情をあらわにするのは記憶にない』とビックリしてましたから」とは現地特派員だ。

 ベンチではときおり、べっツやT・ヘルナンデスに口元を手で覆いながら耳打ちするシーンも。

「パドレス投手陣の球筋や球種によるクセをレクチャーしていたのでしょう。ベッツやヘルナンデスとは試合中、しばしば相手投手に関する情報交換をしていますから」(同)

 ベンチで大谷とヒソヒソやったベッツとT・ヘルナンデスはともに2安打、ベッツは2戦連続の本塁打を放って復調気配だ。

 この日の大谷は3打数1安打1打点。1ー0で迎えた二回2死一、三塁の2打席目に貴重な追加点となる右前適時打を放ち、パドレスの先発シースをマウンドから引きずり下ろした。

「ショウヘイがシースを攻略、序盤で降板させたことによって試合の主導権を握れた」

 試合後のロバーツ監督はこう言って満足げだったが、大谷が後がない土壇場でパドレスに逆王手をかける勝利を呼んだのはそのバットだけではなかったのだ。

  ◇  ◇  ◇

 大谷に対し、パ軍の超過激ファンと血の気の多い選手たちが害をなす懸念は否定できない。なぜなら相手チームにとって目の上のたんこぶであることはもちろん、これまでに「侮辱と受け取られかねない行為」を連発しているからだ。いったいどういうことか。

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