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投資の神様バフェットの保有銘柄をマネて買う 簡単に“コピートレード”できるスマホアプリ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月12日 9時26分

投資の神様バフェットの保有銘柄をマネて買う 簡単に“コピートレード”できるスマホアプリ

ウォーレン・バフェット氏(C)ロイター

【マネーの教科書】

 投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏が日本で商社の次に「金融セクター」を狙うのではないかと期待が広がっている。商社株は2020年8月にバフェット氏が投資したことが判明。その後、5大商社株は大幅に上昇した。今後、日本の銀行株が買われることがあれば、便乗投資で儲けることができるかもしれない。現在、メガバンクの株は予想配当利回りが3%台でPBRが1倍割れの状態。それを考えても魅力的な存在といえる。

 バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイがどんな銘柄を保有しているか、同社が四半期ごとにSEC(米証券取引委員会)へ提出するフォーム13F(株式保有報告書)で確認できる。8月に公表されたフォーム13Fではアップル株の保有を約5割縮小したことや化粧品小売りのアルタ・ビューティー、航空宇宙関連のハイコの株式に投資したことなどがわかった。フォーム13Fはネット上で誰でも閲覧可能なので、後追いにはなるが、バフェット氏の投資をマネすることも可能だ。

 もっと簡単にコピートレードが可能なサービスも登場している。ブルーモ証券が提供するスマホアプリだ。アプリをダウンロードして口座開設すると、バフェット氏をはじめとする著名投資家などのポートフォリオをコピーして自分の目標ポートフォリオを作成できる。投資資金を入金すると自動買い付けしてくれるので、手間をかけずにコピートレードが可能になる。

 ブルーモ証券の特徴は、株式の売買時に取引手数料を支払うのではなく、資産残高に応じた残高手数料を支払う点だ。ファンドラップなどでは残高に対して年率1~2%の手数料を支払うケースが多いが、それと似た形だ。ブルーモ証券の残高手数料は年率0.55%となっている。ブルーモ証券は10月1日に新NISAに対応した「かんたんNISA機能」を追加した。NISA制度に最適化したポートフォリオが用意され、バフェット氏のポートフォリオとS&P500をミックスしたものもある。

「投資をはじめたいが、どうすればいいかわからない」という人は、著名投資家のマネからはじめてみるのも一つの方法だろう。

(ジャーナリスト・向山勇)

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