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誰もマネできない境地に行き着いた キンタロー。の「やるっきゃない精神」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月13日 9時26分

誰もマネできない境地に行き着いた キンタロー。の「やるっきゃない精神」

キンタロー(C)日刊ゲンダイ

【今週グサッときた名言珍言】

「やっぱり私、ドッスンに似てるんだ! って」
 (キンタロー。/テレビ朝日系「証言者バラエティ アンタウォッチマン!」10月1日放送)

  ◇  ◇  ◇

 前田敦子のモノマネでブレークしたキンタロー。(42)は近年、多種多様な破壊的モノマネで再ブレークを果たした。そのネタはアンジェリーナ・ジョリーからジャック・ニコルソン、コロッケ、松本まりか、北大路欣也、果てはSNSで話題になった犬系彼女まで。中でも異色なのが、ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズのキャラクター「ドッスン」の顔マネだ。

 大学時代、社交ダンスをして相手に顔を近づけた時、「ドッスンに似ている」と言われたことがあった。その時は「失礼しちゃう」と思っただけだったが、2023年「青森ねぶた祭」の「ねぶた」の顔マネをSNSに投稿し、バズった。するとコメント欄に「ドッスンに似ている」という声が寄せられたのだ。

 大学時代の記憶がフラッシュバックし、思ったという一言を今週は取り上げたい。そして彼女は「やるっきゃない」と考えたのだ。

 キンタロー。のネタ探しは、このようにSNSが少なくないという。「キンタロー。に似ている」などという投稿を見ると、やはり「やるっきゃない」ととりあえずやってみる。大事にしているのはスピード。フジテレビ系「私のバカせまい史」(23年6月1日)では「キンタロー。のフットワーク軽い史」がプレゼンされるほどだ。

 長友佑都と平愛梨が交際発表した7日後には平愛梨を、卓球女子が銅メダルを獲得した翌日には福原愛を、「逃げ恥」最終回の30分後には新垣結衣を--とクオリティー度外視でインパクトある顔マネを披露し続けている。

「半沢直樹」の北大路欣也が話題になると、すかさず顔モノマネを披露。いまや、新たな代表作となった。さらには北京五輪のときには天才トランペット少年を、WBCのときにはヌートバーの母と、目の付けどころの良さと唯一無二の「顔力」を生かした顔マネをフットワーク軽く演じ続けている。

 ランジャタイ・国崎は「いま、おそらくキンタロー。さんが一番面白い」(テレビ朝日系「ランジャタイのがんばれ地上波!」(23年5月24日)と大絶賛。千鳥・大悟も「ワシらがもしタイムスリップして江戸時代とかに行っても『いや、おもろいことできるんです』って言うても、すぐ殺されるやん。コイツだけ殿の横にいきそうやもん」(フジテレビ系「千鳥の鬼レンチャン」24年5月12日)と手放しで称賛する。

 キンタロー。は「やるっきゃない」精神でモノマネし、誰もマネできない境地に行き着いたのだ。

(てれびのスキマ 戸部田誠/ライタ―)

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