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橋本環奈「おむすび」視聴率“12%台”も"高齢者切り捨て"のNHKには「心配無用」の想定内

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月16日 9時26分

橋本環奈「おむすび」視聴率“12%台”も"高齢者切り捨て"のNHKには「心配無用」の想定内

橋本環奈(C)日刊ゲンダイ

 9月30日にスタートした橋本環奈(25)主演のNHK連続テレビ小説『おむすび』(NHK)が、“また危険水域に近づいた…”と、関係者の間で囁かれている。初回こそ16.8%と滑り出しだったものの、第2週目から勢いを失い、14日放送の第11回の平均世帯視聴率が12.6%だった。(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

 SNSでは《はしかんは可愛いけど、物語が面白くない》《どうしよう…今回の朝ドラ、マジでつまらない。もはやついていけない…》と視聴継続を断念するような声も聞かれる。中には、2022年前期放送の『ちむどんどん』を引き合いに出して《ヤバい…『おむすび』が少しずつ『ちむどん』化してきている》と皮肉るコメントも。

 老若男女問わず人気絶好調のはしかんをヒロインに据えたにもかかわらず、『おむすび』はお先真っ暗闇の状態だと危惧されているのだ。NHKはさぞや落胆しているかと思いきや、関係者に話を聞くと「想定内ですよ」という驚きの声が返ってきた。強がりなのか余裕なのか、「そういうコメントも多いだろうなと…予想していた反応です」とキッパリ。

「局上層部からは、これまでのように中高年視聴者ばかりに比重を置かず、若い世代も取り込むことが狙いだという話を聞いてました。橋本さん主演で“平成ギャル””パラパラ”にスポットを当てたのも、実はこんな隠されたテーマがあったのです」(同)

 若年層の取り込みは、今のNHKの歌番組からバラエティー・ドラマ制作全てに共通するテーマだ。来年度の大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主演に横浜流星(28)、同じく来年前期の朝ドラ『あんぱん』に今田美桜(27)と北村匠海(26)が抜擢されたことをみても明らかである。逆に言えば、ていのいい高齢視聴者層の切り捨てが進行していると言えなくもない。

「高齢視聴者が安心してテレビを観られる朝ドラ枠でギャル語を話す女の子の物語を放送すれば、高齢者が拒否反応を示して離れてしまっても不思議ではありません。ところが初回から2週間近くが経過しても、3~4%強の数字しか落ちていない。これは橋本の好感度がいかに高いかを、逆に世の中に知らしめている結果になっているのではないでしょうか」(テレビ関係者)

■M1、F1層の視聴はむしろ増えている

 朝ドラファンの高齢者が逃げ出しても、視聴率が平均で3%強しか落ち込まないでいるのは、NHKの“若年層の取り込み”が成功しつつある証だと、この関係者は言う。

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