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ドジャース完全失速…大谷は見せ場ゼロ、指揮官が《手応え感じた》はずのブルペンは大崩壊

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月16日 9時26分

ドジャース完全失速…大谷は見せ場ゼロ、指揮官が《手応え感じた》はずのブルペンは大崩壊

大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 大谷翔平(30)のドジャースの勢いが止まった。

 日本時間15日のメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦(ロサンゼルス)は、3-7で完敗。対戦成績を1勝1敗の五分とした。

 今ポストシーズン、得点圏打率.800と勝負強さを発揮している大谷は見せ場すらなく、相手先発の変則左腕マナエアの変化球にタイミングが合わず、2三振を喫するなど、3打数無安打2四球に終わった。

 ここまで投手陣が予想外に健闘しているドジャースは、リリーフ右腕ブレイシアを先発に立てる「ブルペンデー」で臨んだ。パドレスとの地区シリーズ第4戦では計8人の投手をつぎ込み無失点に封じたが、この日はメ軍打線にあっさり攻略された。ブレイシアが一回、リンドーアに先頭打者本塁打を浴び、地区シリーズ第3戦の三回から続いていた無失点イニングが「33」で止まり、ポストシーズン記録の更新はならなかった。さらに、二回から登板したナックがビエントスに満塁弾を許すなど、一気に5失点。序盤に大量6点をリードされた。ロバーツ監督は「ブルペンに手応えを感じている」と強気に話していたが、裏目に出た形だ。

 打線も淡泊な攻撃に終わり、1-6で迎えた六回、2者連続四球と相手の拙守で無死満塁の好機を得ながら、エドマンの適時打で2点を返すのがやっと。その後も満塁の好機を得ながら、8番キケ・ヘルナンデスが併殺に倒れて反撃を絶たれた。

 17日の第3戦からはメッツの本拠地シティーフィールド(ニューヨーク)に舞台を移して3試合が行われる。

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