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日本ハムと決戦!ソフトB小久保監督が背負う「CS敗退なら手のひら返し」の重圧

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月16日 9時26分

日本ハムと決戦!ソフトB小久保監督が背負う「CS敗退なら手のひら返し」の重圧

小久保裕紀監督(C)日刊ゲンダイ

「終盤の近藤ケガと、柳田の離脱があったので、逆に日程が空いたのがプラスになった気がする。日本ハムが来ると想定していたので、イメージ通り、シミュレーションできる」

 昨15日のCS前日会見でこう話したのが、ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)だ。

 今季は3年契約の1年目ながら4年ぶりのリーグV。若手の積極起用や選手の掌握術は球団内でも賞賛の声が多い。

 もっとも、安心するのはまだ早い。常勝球団を謳うソフトバンクにとって、リーグ優勝ではまだ半分。日本シリーズに出場して初めて、最終的な評価が出るという。

 球団OBが言う。

「ソフトバンクのフロントが最重視しているのが、日本シリーズ出場です。球団は日本シリーズ自体は『シーズンを締めくくるお祭り』と捉えているので、勝敗はそこまで気にしていない。大事なのはパの代表として、セの代表と戦うという事実。リーグ優勝でもCSで敗退すれば、フロントからの評価はトーンダウンでしょう」

 ソフトバンクは過去に2度、苦い思い出がある。ダイエー最終年の2004年はレギュラーシーズンで勝率1位ながら、プレーオフで西武に敗退。当時はプレーオフの勝者が優勝というルールだったため、王監督率いるソフトバンクは最終的に2位という結果に終わった。

 2010年は3年契約の2年目だった秋山監督が、親会社がソフトバンクになってから初のリーグ優勝を達成。しかし、CSで3位ロッテに敗退し、「史上最大の下剋上」と話題になった。

「04年はちょうど、親会社がダイエーからソフトバンクに代わる時。孫オーナーは王さんの大ファンで、監督交代の声は一切なかった。一方、秋山監督は就任1年目の09年も3位で出場したCSで敗退。CSで2年連続負けたとあって、球団内では『秋山さんは短期決戦に弱い』と不安視する声も出ていた。結果的に秋山監督は14年まで指揮を執ったが、11年に日本一を達成できていなければ、3年契約終了時点で退団していたかもしれません」(前出の球団OB)

 ロッテの下剋上を許した10年は、小久保監督もまだ現役だった。悔しさは身に染みて理解しているはずだ。

 ただでさえ、小久保監督は日本代表監督として臨んだ15年のプレミア12、17年のWBCで、いずれも準決勝敗退とミソがついている。CSで日本ハムに敗れれば、采配批判が再燃しかねない。

 日本ハムを倒さないことには、小久保監督は枕を高くして眠れない。

  ◇  ◇  ◇

 そんなソフトバンクの投手陣はポストシーズンに一抹の不安を抱えている。元凶は「フロントのある行為」で、小久保監督も早い段階からこれを不安視していたという。いったいどういうことなのか。ソフトバンクに何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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