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森保Jで世代交代が急加速!主将・遠藤航、最年長の長友佑都、豪州戦OG谷口彰悟は次回召集外か

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月16日 11時32分

森保Jで世代交代が急加速!主将・遠藤航、最年長の長友佑都、豪州戦OG谷口彰悟は次回召集外か

MF守田英正(左)とMF田中碧(C)日刊ゲンダイ

「正直、勝ちたかった」

 昨15日、埼玉スタジアムでの豪州(世界ランク25位)戦が引き分けに終わると、日本代表(同16位)を率いる森保一監督(56)は開口一番、こう言った。なにしろ、森保ジャパンはこの最終予選で3連勝(得点14・失点0)と絶好調。歴代最長タイとなる国際Aマッチの連続得点記録を24試合まで伸ばし、3月の北朝鮮戦から6試合連続無失点とするなど攻守に隙がなく、“勝てると思った”が本音だろう。

 しかし、この日は後半13分にベルギー1部33歳DF谷口彰悟が、クリアしようとしたボールを右足向こうずねに当てるミスを犯し、まさかのオウンゴール(OG)。7試合ぶりの失点にスタジアムがどよめく中、それでも日本代表は負けはしなかった。同31分、途中出場のフランス1部FW中村敬斗(24)が、左サイドを突破してクロスを放り込むと、今度はオーストラリアDFが、同じ右足向こうずねに当ててOG。引き分けに持ち込み、「先制されたあとも崩れずに戦えた。前進だと捉えたい」と指揮官は前を向いた。

 実際、最終予選で力の差を見せつける日本代表はこの日もボール支配率62%、シュート本数で13-1と試合の主導権を握った。

 決定力を欠いた点は反省材料ではあるが、サッカー関係者は、「関門と言われた10日のサウジアラビア戦、オーストラリア戦を1勝1分けの無敗で切り抜けた。この日は英プレミアの主将MF遠藤航(31)が体調不良を理由にベンチから外れたが、そのマイナス影響も感じられなかった。11月ラウンドのインドネシア戦、中国戦に向けて、森保ジャパンの世代交代は加速しそうな雰囲気です」と、こう続ける。

「遠藤は今季、所属するリバプールでリーグ戦7試合で出場時間計6分と完全に戦力外。試合勘のなさもあってフル出場したサウジ戦では単純なパスをミスしたり、簡単なボール奪取に失敗するなど、らしくないプレーが目立った。そもそも森保ジャパンでは『攻守の要は遠藤ではなく、ボランチでペアを組んでいるポルトガル1部のMF守田英正(29)がチームを仕切っている』といわれている。守田は戦術理解度が高く、試合途中での戦術変更などを差配しており、<ピッチ上の監督>という役回りを担っている。遠藤に代わって今後はイングランド2部MF田中碧(26)、パリ五輪代表主将だったベルギー1部MF藤田譲瑠チマ(22)の2人が後釜として重用されていくことになるとみています」

 守備陣ではOGをやらかした谷口とムードメーカー担当のFC東京の38歳DF長友佑都はお役御免。今回はケガで未招集のスペイン1部FW浅野拓磨(29)も11月ラウンド以降、選外になるともっぱらだ。

「スペイン1部のFW久保建英(23)の存在感も増している。久保は試合前後のコメントも秀逸で発信力、アピール力はチーム内で断トツです。<森保ジャパンの顔>として守田とともにチームを牽引していくことになる」と前出の関係者。

 11月ラウンドには多くの“新顔”が招集されそうである。

  ◇  ◇  ◇

 そんな森保Jで、W杯本番に「背番号10」を付けるのは誰なのか。現時点で候補は3人。実力は拮抗していて、これから競争が激化していくとみられる。いま、チームで何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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