1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

羽賀研二の「不徳」と「悪名」…3度目逮捕は処分保留で釈放も、芸能界復帰は絶望的

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月16日 11時20分

羽賀研二の「不徳」と「悪名」…3度目逮捕は処分保留で釈放も、芸能界復帰は絶望的

羽賀研二(C)日刊ゲンダイ

 3度目の逮捕劇が報じられ、「希代のワル」との印象を新たにした羽賀研二(63)が処分保留で釈放となった。15日午前11時半過ぎ、勾留先の名古屋市の中警察署から出てきた羽賀は報道陣に一礼して車に乗り込み、その場を後にしていった。

 羽賀は昨年6月、所有する沖縄県北谷町のビルと土地について、差し押さえから逃れるためにその所有権を別会社に移転したとする嘘の登記をした疑いで9月に逮捕された。共犯として、山口組弘道会の大物組長らも逮捕され、裏社会との関わりもあぶり出されたとして、かつての交際相手、梅宮アンナの亡き父、梅宮辰夫さんの言い放った「希代のワル」とのフレーズとともにメディアは特集で報じたものだ。しかし、名古屋地方検察庁は起訴・不起訴の判断には至らないとした。今後は在宅での捜査が進められると報じた。

 愛知県警は詰めが甘かったのか、そもそも逮捕容疑が甘かったのか。

「今回の容疑となった不正登記という見立てからしておかしいというのは、逮捕時、複数人の司法書士が証言していました。個人から会社へと、不動産の所有名義変更はよくあることであり、登記自体には違法性がないとのことでした」とは法曹関係者。

■2007年には詐欺と恐喝未遂

 ではなぜ、愛知県警は逮捕に踏み切ったのか。

「愛知県警が動いたのは羽賀氏と共に逮捕された司法書士会連合会副会長が愛知県所属だったから。暴対法容疑が適当だったようにも見えますが、暴力団に金が流れていたという裏取りも愛知県警はできなかったのでしょうね」と推察した。

 羽賀はこの件について「えらい司法書士の先生が大丈夫って登記してくれたんだから、オレは悪くない」と周囲に豪語していたとされる。結果的に羽賀の主張が通り、濡れ衣だったというわけか。

「だから希代のワルではなく、かつて喧伝していた『誠意大将軍』かというと、そうでもないと思います」と、羽賀を知るマスコミ関係者が言う。

「羽賀は医療コンサルタント会社の未公開株をめぐり、不動産業者から計3億7000万円を騙し取ったとして、2007年に詐欺と恐喝未遂で逮捕されました。さらにこの被害者の起こした損害賠償請求訴訟で、羽賀は未公開株で騙し取った金とは別に借りていた金も含め、約4億円の返済命令が下されたのですが、羽賀は1円たりとも返さず、ビル所有が相手に知られると、今度は名義を変えて強制執行による財産の差し押さえから逃れようとしたんです。羽賀に騙された業者の男性は生活が破綻、居場所を転々とした挙げ句に生活保護となり、今年の春、孤独死しているのが見つかった。今回はその被害者の遺族が弁護士をつかって、刑事告訴したのです。その怒りや苦しみは推して知るべしでしょう」

 悪名が大きく報じられるのは不徳の致すところとはいえ、芸能界への復帰は絶望だろう。

  ◇  ◇  ◇

 この男は常に人を騙して生きてきた。●関連記事【もっと読む】羽賀研二“息をするように嘘をつく”トラブルと暴力団交際の原点…「3度目逮捕」にアンナも騙された!…では、これまでの本人の所業について伝えている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください