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「侍タイムスリッパー」を時代劇研究家も絶賛!異例ヒットの秘密は「生身の殺陣」にあり

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月16日 16時3分

 監督の情熱にほだされて、「東映剣会」の役員や会長を歴任した殺陣師役の峰蘭太郎、敵役の冨家ノリマサ、住職役の福田善晴など、長年、時代劇で数多くの殺陣を演じてきたレジェンド級の俳優たちが大集結している。

「時代劇が衰退し、十分な予算もない中、“これは絶対作るべきだ”という熱い思いに満ちあふれていて、その方たちが長年培った技術の粋が余すところなく投入されているのがわかります。これはタダものじゃありませんよ。それが見ている側にも伝わって現在のヒットにつながっていると思います。ぜひスピンオフ作品などもやって欲しいですね」

 エミー賞を獲得した「SHOGUN 将軍」とタイプは違えど、こちらも世界に打って出るべき作品だとペリー氏は付け加える。“時代劇再ブーム”がやってくるかも知れない。

  ◇  ◇  ◇

 インディーズ映画で大ヒットした例と言えば、「カメラを止めるな」が代表的だが、同作の原案を主張していた舞台のDVDが販売中止になっていたのをご存じだろうか。

●関連記事【もっと読む】「カメラを止めるな!」原案を主張 舞台DVDが謎の販売中止…では、その真相に迫っている。

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