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渋野日向子はこのまま終わるのか? 今季残り4試合…最終戦「ツアー選手権」すらいよいよ危うく

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月17日 9時26分

渋野日向子はこのまま終わるのか? 今季残り4試合…最終戦「ツアー選手権」すらいよいよ危うく

渋野日向子(C)日刊ゲンダイ

 このまま終わるのか。

 米女子ツアーは17日から、韓国のソウォン・バレーCC(6680ヤード・パー72)でBMW女子選手権が開幕する。日本勢は、前週優勝を争った西郷真央(23)に、国内大会で惜敗した古江彩佳(24)の他に、笹生優花(23)、西村優菜(24)、勝みなみ(26)が出場。渋野日向子(25)は開幕前日、大会側に体調不良を申し入れ欠場となった。

 その渋野だが、最近はとんと名前を聞かなくなった。故障でツアーを欠場していたわけではない。中国・上海で行われた先週の大会は59位。9月の2試合は予選落ちと61位に終わった。こんな成績ではメディアも大きく取り上げようがないからだ。

 今季序盤は4戦連続で予選落ち。5月の「みずほアメリカズ・オープン」までの9試合で予選落ち6回と苦しんだ。全米女子オープン前も2試合連続予選落ちでポイントランキングは138位と低迷していた。

 ところが、次戦の「全米女子オープン」で優勝した笹生とワンツーフィニッシュ。ランキングは一気に32位に浮上し、来季のシードを手中にした。3試合後の全米女子プロでも7位と健闘。メジャー2大会でベスト10入りし、その後の活躍が期待されたものの、好調は続かず、以降はまったく見せ場がない。

 今季ベスト10入りしたのはその2試合だけ。あとは2ケタ順位と予選落ち9回に棄権1。今季初めて国内でプレーした8月の大会でも決勝ラウンドへ進めなかった。

「シードを取って安心したわけではないでしょうが」と、ツアー関係者がこう言う。

「19年に優勝したことで、渋野が特別な大会という、全英女子も予選カットラインに10打も及ばず通算14オーバーと散々な結果だった。全米女子プロ以降の9試合(棄権除く)30ラウンドで60台のスコアは5回で現在の平均ストロークは72.40(121位)。完全復活にはほど遠い状態です。今回は体調不良による欠場で、次戦のTOTOジャパンクラシック(31日開幕)は元気な姿を見せてくれると思いますが、気になるのは55位まで下がったポイントランキング。上位60位までが参戦できる、今季最終戦となるツアー選手権は安全圏とは言えなくなってきました」

 渋野にとっての今季は残り4試合。再びファンを沸かせることなく「終戦」するわけにはいかない。

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