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麻生久美子「極貧からの逆転人生」 NHK朝ドラ『おむすび』橋本環奈の母親役が好評

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月17日 11時3分

麻生久美子「極貧からの逆転人生」 NHK朝ドラ『おむすび』橋本環奈の母親役が好評

麻生久美子(C)日刊ゲンダイ

 NHK朝ドラ「おむすび」のヒロイン・結(橋本環奈)の母親役を演じている女優の麻生久美子(46)が好評だ。結と、クセ強のその祖父(松平健)や父(北村有起哉)と食卓を囲み、結を温かく見守るシーンが、いかにも優しくてしっかり者の“お母さん”という感じでハマっているのだ。

■ザリガニがご馳走

 しかし、順風満帆な女優人生の陰には壮絶な生い立ちがあったようだ。「週刊文春」が、麻生の極貧の幼少期を報じているが、麻生は千葉の山あいの集落で生まれるも、実父は麻雀で金を使い込み、小学校の頃には両親は離婚。母は働きづめで、極貧の中、近所の池にいたアメリカザリガニを食べたこともあったという。著書「いろいろないろ」(幻冬舎)でもこう振り返っている。

〈家に持って帰るとザリガニがご馳走に早変わり。友達にはよく驚かれたけど、うちではちょっとしたおやつになっていたのでした。味は甘エビです〉

 記事では、その後、16歳でデビュー後、07年、29歳の時に人気スタイリストと結婚。都内の一等地に現在の予想評価額2億5000万円の豪邸を10年に建設。現在は、2児の母として、仕事と育児に邁進していると伝えている。

 そんな麻生は、苦労人だったことも関係してか、業界での評価も上々だ。

「主役から脇役までこなせる女優で、特に脇に回ったときの、主役を食ってしまうことなく引き立てる絵柄のバランスは最高です」(ドラマ関係者)

 その半生について、TVコラムニストの桧山珠美氏が付け加える。

「『カンゾー先生』でのヌードも辞さない体当たりの演技も高評価でしたが、『時効警察』でのオダギリジョーとのトボけた感じの演技も印象的でしたね。あの作品で見事にコメディエンヌとしての才能を開花させた。同時に、今回のような母親役もできる。先日、『あさイチ』にも出演していましたが、視聴者からも大絶賛で、世間で“麻生久美子が嫌い”という声を聞いたことがないくらい好感度が高い。こういうことを自ら公開することも珍しいし、やっぱり、壮絶な苦労をして、ザリガニまで食べてる人は腹の据わり方が違うなと思いましたよ」

 まさにエビで鯛を釣ったかのようなサクセスストーリーなのであった。

  ◇  ◇  ◇

 麻生久美子が時折話す「極貧エピソード」はその都度視聴者の間で話題になる。●関連記事【もっと読む】麻生久美子、緑川静香も壮絶体験…第2次“貧乏ブーム”到来か(2015年)…では、当時訪れていた「貧乏ブーム」について伝えている。

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