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巨人菅野メジャーへの最終デモンストレーション…米6球団が名乗りで《2年40億円超の契約は結べそう》

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月18日 11時32分

巨人菅野メジャーへの最終デモンストレーション…米6球団が名乗りで《2年40億円超の契約は結べそう》

菅野智之(C)日刊ゲンダイ

【2024年 CSベンチ裏情報】

 嫌な流れを断ち切れなかった。

 巨人の菅野智之(34)が昨17日、DeNAとのCSファイナルステージ第2戦に先発。1-1で迎えた七回にオースティンに痛恨の一発を浴びるなど7回6安打2失点。阿部監督は「もう、いっぱいいっぱいでしょう。精いっぱい頑張ってくれたし、何とか最少失点でやってくれたから。責められない」と労ったが、菅野は「同点に追いついてもらった後の失点が良くなかった」と悔しそうだった。巨人は2連敗。アドバンテージを含めても1勝2敗と黒星が先行した。

 菅野は今季15勝3敗、防御率1.67をマーク。4度目の最多勝、2度目の最高勝率のタイトルを獲得した。昨オフに掲げた「15勝と最多勝」の目標を達成。4年ぶりのリーグ優勝に貢献したことで、今オフに海外FA権を行使し、メジャーに挑戦する意向を表明している。さる米球界関係者がこう言った。

「米メディアはレッドソックス、ジャイアンツ、カージナルス、カブスを新天地候補として挙げ、今オフにFAとなるセベリーノ、キンタナの動向次第では、現在リーグ優勝決定シリーズを戦うメッツを移籍先の有力候補としています。『故障者続出の先発投手が最大の弱点で、来年以降も改善されるとは限らないドジャースも軽視できない』とも。いずれにせよ、2年40億円超の契約は結べそう。米メディアから漏れた話とはいえ、CS前に公表してしまったから、今となってはスッキリしてCSに臨めているはずです」

 この関係者によれば、CSの1試合でメジャーの評価が下がることはないという。この日は敗れたものの、7回2失点の好投で逆に評価を上げた可能性もある。CSが第6戦までもつれれば、再登板もあり得る。その先の日本シリーズでも登板ができれば、最後のアピールのチャンスとなるだけに、高いモチベーションでマウンドに上がる菅野が、DeNAに先行された阿部巨人の最後の切り札になりそうである。

  ◇  ◇  ◇

 菅野がメジャー挑戦を表明したせいで、もともと今オフにも海を渡ると見られていた岡本が、かねてよりの夢を見送ることになりそうだ。いったいどういうことか。いま、巨人で何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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