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朝ドラ「おむすび」は不評だけど…「3000万」「宙わたる教室」は《やっぱりドラマはNHK》《今期一番》の声

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月18日 9時26分

朝ドラ「おむすび」は不評だけど…「3000万」「宙わたる教室」は《やっぱりドラマはNHK》《今期一番》の声

ファンも安心した?(C)日刊ゲンダイ

《そろそろ離脱しそう》《話が進まない》《「虎に翼」の後だと薄っぺらく感じてしまう》……そんな視聴者からのコメントが多いのが、橋本環奈(25)主演のNHK朝ドラ「おむすび」だ。

「朝ドラ=時計代わりで見ている視聴者も多い。いい感想も悪い感想も盛り上がりやすいとはいえ、『おむすび』はまだ始まったばかりです。《つまらない》認定するのは、ちょっと早すぎるでしょう。もともと橋本さんは映画『キングダム』の河了貂や、連ドラ『今日から俺は!!』のヤンキーの京子のような、ひとクセある役柄の方が、普通の女の子役より似合うような気がします。『おむすび』も橋本さんがギャルになってからが見どころかも」(エンタメ誌編集者)

 NHKドラマの「顔」とも言える朝ドラの不人気は痛いが、その一方で、今期の2つの連ドラが、スタート直後から《面白い!》《見逃せない》《今期一番かも》と人気上昇中だ。安達祐実(43)主演の「3000万」(土曜夜10時)と、窪田正孝(36=写真)主演の「宙わたる教室」(火曜夜10時)である。

 ある脚本家は「どちらも初回で《これは!》と引きつけられた。そう話す同業者も多いですね。『3000万』は息つく暇ないクライムサスペンスで、複数の脚本家で進める“ライターズルーム方式”から生まれた作品です。ハリウッド映画や海外ドラマでよく使われる手法で、飽きさせない展開になっており、これが功を奏していると思います。『宙わたる教室』は、ストーリーは王道ですが、NHKはCMがないので見ている方は集中力が途切れない。こういった人の心の機微を丁寧に描く作品は見応えがあります」と話す。

「3000万」は派遣社員として働く祐子(安達)が、ある“事故”をきっかけに不正な現金3000万円を手にしたことで怒涛の展開が巻き起こるサスペンス。「宙わたる教室」は、さまざまな事情を抱えた定時制高校の科学部員と理科教師の藤竹(窪田)が織りなす物語だ。

「『3000万』はあり得ないようだけど、ひょっとしたらあり得るかも? と思わされるのがいい。NHKらしく、まだ広く認知されきっていない俳優さんをバランス良くキャスティングしていて、そこがまたリアリティーを感じさせるんですよね。ドキドキハラハラの連続で、こちらまで事件に巻き込まれたような気持ちになる」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏だ。実際「3000万」には《怖すぎてひとりでは見られない》《怖いのに続きが気になって結局見てしまう》なんて声も多い。

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