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松島新地の料亭で母娘孫3代「ちょんの間」経営…女性客をホストにハメて風俗で「丸儲け」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月18日 9時26分

松島新地の料亭で母娘孫3代「ちょんの間」経営…女性客をホストにハメて風俗で「丸儲け」

家宅捜索し、段ボールを運び出す大阪府警の捜査員=14日深夜、大阪市西区(C)共同通信社

 祖母、母と「ちょんの間」を経営する男は、人気風俗嬢を取り揃えるためにホストクラブを設立し、女性客に売掛金を背負わせ、料亭に沈めていた。

 大阪の五大新地のひとつ「松島新地」(大阪市西区)の料亭で売春をあっせんしたとして、府警保安課は16日までに風俗店経営者、奥田千城(31)、母の信子(52)、祖母の多佳子(76)ら3容疑者を含む男女7人を売春防止法違反の疑いで逮捕した。

「多佳子、信子の母娘は松島新地で『天姫』『千姫』など5店舗を経営していた。1店舗あたり17~19人の風俗嬢が在籍し、それぞれの店でローテーションで働いていた。千城も料亭で金の管理やスカウト活動をする一方、昨年、大阪・ミナミにホストクラブ『SWAMP』を設立。目をつけた女性客を借金まみれにしてバアさんとオカンの店で売春させていた」(捜査関係者)

 昨年末、「友人がミナミのホストで未収(売掛金)をつくって風俗で働かされている。ホストクラブと松島新地の料亭経営者に関係があるようだ」という匿名の投書があり、府警が調べを進めていた。

■カネはビタ一文かからなかった

 ホストが女性客を風俗店に沈める場合、仲介したスカウトマンに店の売り上げの一部がスカウトバックとして入るが、どちらも千城容疑者が実質経営する店だったため、カネはビタ一文かからなかった。

「風俗嬢が1人で店先に座っている飛田新地と違って、松島は2、3人が顔みせをしている。松島には80店舗ほどの料亭があるが、人気店にはそれなりのタマがいる。千城はホストクラブで品定めをし、稼げそうな女性を見つけると、売掛金を膨らませ、逃げられないようにしていた。そうやってホストクラブと料亭の両方で売り上げを伸ばしていた。ちゃっかり、料亭の風俗嬢にもホストクラブに飲みに行くよう声を掛けていました」(捜査事情通)

 狡猾な手段で客からカネをかすめ取っていた千城容疑者だったが、誤算はヤリ手経営者の母・信子容疑者まで息子が経営する店のホストにハマってしまったこと。息子としては、さぞ複雑な心境だったことだろう。

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