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菜々緒「無能の鷹」の評価がさらに上がれば「おむすび」も?2作品を担当する腕利き脚本家の存在

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月19日 9時26分

菜々緒「無能の鷹」の評価がさらに上がれば「おむすび」も?2作品を担当する腕利き脚本家の存在

有能そうに見えて…(C)日刊ゲンダイ

 秋ドラマ序盤戦。11日にスタートした「無能の鷹」(テレビ朝日=金曜深夜11時15分)の評価が高まっている。原作は女性漫画誌「Kiss」(講談社)に連載中のはんざき朝未氏の人気コミックで、見た目は有能、中身はポンコツの新入社員・鷹野をテレ朝ドラマ初主演の菜々緒(35=写真)が演じている《超・脱力系お仕事コメディ》(公式HPより)だ。

 放送後、ネット上では《期待しないで何げなく見たら面白かった》《キレイすぎる菜々緒さんのポンコツぶりが最高!》《疲れた金曜の夜、癒やしになりそうなドラマ》などなど肯定的な書き込みが多く、レビューサービスFilmarksでも5点満点で3.5(18日現在)とまずまずの評価。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏も「キュンキュン系やドキドキ系、小ネタ散りばめ系に、考察や感動へ誘導するものなど、ドラマ視聴者のツボはそれぞれですが、このドラマはゆる~く楽しめる“癒やし系”として人気が出そう」と、こう続ける。

「アイドル系の女優さんが演じる“ドジっ子ちゃん”が奮闘したり、大物の女優さんが演じる“性格に難はあるけどデキる人”が職場のトラブルを解決するというのが、従来の王道的お仕事コメディー。『無能の鷹』は職場の上司や先輩、取引先などは“いかにも”的なキャラで固められていますが、メインキャラが新鮮です」

 菜々緒が演じる鷹野は見た目完璧なのに、「燃費」を「もえぴ」なんて読んでしまうほどのぶっ飛んだキャラだ。

「“お仕事ドラマで学んだ”という鷹野の外観や身のこなしとのギャップがいいですね。ジャンルもテイストもまったく違いますが、『踊る大捜査線』が登場した時に近い新鮮さを感じました。菜々緒さんもポンコツキャラをのびのびと演じていて、シリーズ化の予感さえします」(亀井徳明氏)

 脚本は今期のNHK朝ドラ「おむすび」も担当している根本ノンジ氏。橋本環奈(25)主演の「おむすび」は平成ギャルの描き方がリアタイ視聴者層との相性が悪く、評判は今ひとつのようだが……ちなみにFilmarksでの評価は2.6。

「この2~3年で根本さんが脚本を担当した『ハコヅメ』(日本テレビ)や『正直不動産』(NHK)は大ヒット。いずれも漫画を原作としたものです。原作の面白さを損ねることなく、実際に俳優さんが動くドラマならではの面白さを絶妙なメリハリで脚本化できる人。『無能の鷹』も、それが生かされているようですね。オリジナルの朝ドラのほうも、登場人物のキャラが定着してくればだんだん面白くなっていくはず」(テレビ誌ライター)

「無能の鷹」の評判が上がれば「おむすび」も……ヒットを一番期待しているのは、ひょっとしてNHK朝ドラ関係者だったりして?

  ◇  ◇  ◇

 菜々緒の好感度はなぜ高い? 気になる人は、以下の●関連記事【もっと読む】《"ヨゴレ"厭わず 常に前向きな「悪女」だから菜々緒の好感度は落ちない》もどうぞ!

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