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阪神藤川監督の就任会見「言語明瞭、意味不明」だった“特殊事情”…虎ファンが感じた心の揺れ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月19日 9時26分

 まだ船出前という制約がある中で、集まった記者とその後ろのファンを満足させるにはどうすればいいか。考えた結果、会見では言葉の中身や質ではなく、時間的な厚みでサービスしたのではないか。阪神というチームの特殊性と自身がスター枠監督であることを自覚しているからこそ、ああいう会見になったのだと思う。解説者としての球児は、明朗で分かり易いとの評価を得ていたわけですから」

 長々と続いた会見で、山田氏は藤川監督の心の揺れを感じた部分があったという。

「指導者経験のなさを質問されたときです。球児は何度も『関係ない』と繰り返した。しかし、その理由は言わず、ごまかし、はぐらかし、『関係ない』で押し切った。あの日の会見の中で最も答えが不明瞭でした。人間は動揺したとき、論理が破綻するものです。指導者経験については、本人も不安に感じているのだと受け止めました」

 歴代5位の監督通算1565勝を挙げた名将、野村克也氏は生前、こう言っていた。

「リーダーは人を動かす言葉を持て」

 さて、藤川監督はどんなリーダーになっていくか。

  ◇  ◇  ◇

 藤川阪神が始動したが、退任した岡田前監督は「事実上の解任」だったという。異例のタイミング、まさかの手法での退任発表に加え会見すらしないという前代未聞の珍事……。いったい阪神に何が起きていたのか。なぜ名将はお払い箱になったのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。る。

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