1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

日本ハム栗山CBOが二刀流高校生のドラフト指名を示唆した本当の理由は《ソフトバンクけん制》か

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月19日 9時26分

日本ハム栗山CBOが二刀流高校生のドラフト指名を示唆した本当の理由は《ソフトバンクけん制》か

新庄監督(C)共同通信社

 みずほペイペイドームでCSファイナルステージ初戦が行われた16日のことだ。

 同日、都内でスカウト会議を行った日本ハムの栗山英樹CBO(チーフベースボールオフィサー)は福岡入り後、こう言った。

「二刀流選手も含めて作らなきゃいけないというのもある。何でオレが福岡にいるのかも含めていろいろ考えなきゃいけない」

 福岡にはプロ注目の二刀流選手がいる。福岡大大濠高3年の柴田獅子(れお)投手(187センチ、87キロ、右投げ左打ち)だ。甲子園経験はないものの、投げては150キロ、打っては高校通算19本塁打という二刀流選手の1位指名を示唆したのだ。栗山CBOがあえてメディアに柴田の名前をにおわせたのはなぜか。

「ソフトバンクをけん制したのですよ」と、日本ハムOBがこう続ける。

「日本ハムの1位候補リストの中に関大の左腕・金丸夢斗や明大の遊撃手・宗山塁と並んで柴田の名前があるのは事実です。ただ、地元のソフトバンクが単独指名を狙って柴田を1位で入札する可能性が出てきた。戦力に余裕があるだけに、他球団との競合が必至な金丸や宗山らの即戦力にこだわる必要はないし、地元の金の卵を育てた方が得策とソロバンを弾いているらしいとね。日本ハムはまだ、柴田を1位指名すると正式に決めたわけではないが、先手を打って二刀流の名前を示唆した。ソフトバンクに対して、単独指名はさせないぞという意思表示ですよ」

 日本ハムは18日のソフトバンク戦に2‐3で敗れ、CSファイナルステージは1勝もできないまま敗退した。

 試合後の新庄監督は自身の去就について、「僕がどうするかは、ドラフト会議が終わったときにしっかり答えを出します。ちょっと待っておいてください」と話し、ドラフト会議には出席することを明言した。グラウンドではソフトバンクに完敗したが、ドラフトでの場外戦が見ものになってきた。

  ◇  ◇  ◇

 日本ハムが抱えるもうひとつの問題は、助っ人のレイエスとマルティネスの去就だ。来季の優勝を目指すうえでも欠かせない戦力だが、その2人は今オフに他球団に引き抜かれる可能性が出てきている。いったいどこの球団が狙っているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください