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阿部巨人が来季に向け早くも始動!貧打より深刻な《菅野の穴》…補強もドラフトも投手に照準

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月19日 9時26分

阿部巨人が来季に向け早くも始動!貧打より深刻な《菅野の穴》…補強もドラフトも投手に照準

グリフィン(C)日刊ゲンダイ

 早くも崖っぷちに追い込まれた。

 巨人は18日のCSファイナルステージ第3戦でもDeNAに敗れ3連敗となった。

 巨人先発のグリフィンは4回1失点だったが、四回のチャンスで打順が回ってきたため交代。この日も岡本和のソロ本塁打による1点のみで1-2。アドバンテージを含む1勝3敗となり、DeNAに王手をかけられた。

 それにしても点が入らない。奪った得点は第1戦から0、1、1。そんな中、巨人は来季へ向け、すでに“始動”していた。「新外国人の補強です」と、さる球界関係者がこう言った。 

「それも真っ先に指令が出たのは投手でした。今季15勝3敗の菅野智之(34)が、今オフのメジャー挑戦を表明したためで、一人で貯金12を叩き出した先発投手陣の補強が最重要課題になった。2015年から3年間在籍し、通算31勝13敗、防御率2.18、378奪三振と活躍したマイコラス級の助っ人先発投手探しを開始したようです。外国人投手では、先発のメンデスは自由契約になりそうだが、グリフィンは2年契約1年目、リリーフのバルドナードとケラーも残留が濃厚。さらに中日のストッパー、マルティネスにも熱視線を送っているし、新助っ人が入れば、投手だけで5人以上があふれ返る可能性があります」

 今季前半戦は貧打にあえぎながら、12球団トップのチーム防御率2.49の投手力を武器に、4年ぶりのリーグ優勝を勝ち取った。それだけに、投手陣の弱体化は避けたい阿部監督の方針で、24日に迫ったドラフト1位指名も「2ケタ勝利は固い」といわれる関大の即戦力左腕・金丸夢斗で一本化。昨年同様、投手のトレードも行うべく、編成担当者が動いているという。

 捕手目線の阿部監督にとって、貧打より投壊の方がずっと怖いようだ。

  ◇  ◇  ◇

 菅野がメジャー挑戦を表明したせいで、もともと今オフにも海を渡ると見られていた岡本が、かねてよりの夢を見送ることになりそうだ。いったいどういうことか。いま、巨人で何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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