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大谷を阻む長打と無縁の好調8人衆、山本由伸を襲うブロンクス・ボンバーズ【ドジャースvsヤンキース 43年ぶり対決の舞台裏】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月23日 9時26分

大谷を阻む長打と無縁の好調8人衆、山本由伸を襲うブロンクス・ボンバーズ【ドジャースvsヤンキース 43年ぶり対決の舞台裏】

シャンパンファイトの大谷(C)ロイター/USA TODAY Sports

【ドジャースvsヤンキース 43年ぶり対決の舞台裏】#1

 日本時間21日にメッツを下した大谷翔平(30)のドジャースが26日開幕のワールドシリーズでア・リーグ覇者のヤンキースと対戦する。

 くしくも、今季のレギュラーシーズンで最高勝率をマークした(ヤンキース.580、ドジャース.605)チーム同士の対戦となり、両軍による直接対決はドジャースが16年ぶり5度目の世界一になった1981年以来、43年ぶり12度目。過去11度の対戦成績はヤンキースが8勝3敗と、大きく勝ち越している。

 今ポストシーズン(PS)のチーム成績を比較すると、ヤンキースは防御率3.27で、出場12チーム中4位、ドジャースは4.36で同9位。チーム打率はドジャースが.251で、.237のヤンキースを上回っている。

 東西の名門球団同士の対戦とあって、多くの米メディアが両軍の戦力分析を行っており、ド軍の地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は21日、「ヤンキースはスター選手が多いものの、ドジャース(選手)の方が才能があり、世界一に有利なのは間違いない」と予想している。

 ともに打撃2冠のヤンキース・ジャッジ(58本塁打、144打点)、大谷(54本塁打、130打点)の長距離砲2人が打線を牽引。昨季までア・リーグ本塁打王とMVPを争った2人の対決にファンの関心が高まっているが、大谷とジャッジによるアーチ合戦は実現するのか。

 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言った。

ヤ軍投手陣は大谷を抑えた投手の配球を研究して臨んでくる

「ヤンキース投手陣はポストシーズンに入って好調です。コール、ロドン、シュミット、ヒルとドジャースと違って4人のローテが揃っている。救援陣もPS6試合で防御率0.00の守護神ケンリーを筆頭に勝ちパターンで投入される4人の救援投手はPS9試合でわずか3被弾と盤石です。大谷は今季、ヤンキース戦3試合で打率.154、0本塁打、1打点。コール、ロドンのエース級との対戦がなかったにもかかわらず、結果を残せていません。ヤ軍のスコアラーはポストシーズンでのド軍打線を徹底的に分析しているはずです。パドレスのダル、メッツのマナエアら大谷を抑えた投手の配球を研究して臨んでくるだけに、攻略するのは容易ではないでしょう。ガーディアンズとのリーグ優勝決定戦で2本塁打6打点と調子を上げたジャッジの引き立て役になりかねません」

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