《楽天》球団体制に批判集中、待遇はイマイチでも…ドラ1宗山塁「仙台行き」はむしろ大正解【2024年ドラフト全内幕】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月25日 15時42分
明大・宗山塁(C)日刊ゲンダイ
「楽天で良かったんじゃないですか」
某球団のスカウトがこう言った。
今秋ドラフトの目玉だった宗山は、事前に公表していた広島など最多の5球団が競合し、楽天が引き当てた。
楽天といえば、わずか1年でクビになる監督が続出するなど、球団の方針や体制に批判が集まっている。競合したソフトバンク、日本ハムなどと比べて、待遇面もいいとは言えないが、冒頭のスカウトは「1年目から主力として出続けることを考えれば、楽天が一番、いい環境でしょう」と、こう続ける。
「競合したソフト、日ハム、広島、西武にはそれぞれ、遊撃のレギュラーがいます。ソフトなら今宮、西武は源田という大きなカベを越えないといけないし、広島は矢野、日ハムは水野が成長を遂げている。いくら20年に1人の逸材といわれる宗山とて、レギュラーは保証されないし、コンバートなどの波紋も生じかねない。楽天の遊撃は9年目の村林が今季初めて規定打席に達しましたけど、内野はどこでも守れますし、『格』的にも宗山をハメ込みやすいことは確かです」
宗山は「息の長い、日本代表、トップレベルを続けられる選手になりたい」と意気込んだ。杜の都に行くことがその一番の近道かもしれない。
◇ ◇ ◇
そんな楽天が抱える「大きな問題」は、球団内ですでに腫物のようになっている「レジェンド田中将大の扱い」だ。いったいどういうことか。田中の周りで何が起きているのか。
●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。
また、その他の関連記事として巨人、阪神、中日、日本ハムのそれぞれの【ドラフト全内幕】をピックアップ。プロ野球ファンは必読だ。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
《日本ハム》外れドラ1で福岡の二刀流指名は既定路線、新庄監督「続投」のお礼にあらず【2024年ドラフト全内幕】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月26日 9時26分
-
《中日》1位指名した金丸夢斗をパ全球団が“完全スルー”した理由とは?【2024年ドラフト全内幕】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月26日 9時26分
-
《西武》1位で怒涛の遊撃手「指名三連発」は“ポスト源田”の枯渇招いた投手重視ドラフトのツケの証し【2024年ドラフト全内幕】
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年10月25日 15時42分
-
「ドラフト一番の勝者は楽天」元スカウト・得津高宏氏は巨人&ソフトバンクを「D評価」と診断
東スポWEB / 2024年10月24日 22時21分
-
“20年に1人の逸材”指名で「あかん楽天優勝」 5球団競合で鷲党興奮「激アツすぎる」
Full-Count / 2024年10月24日 17時34分
ランキング
-
1巨人50億円補強を前に既存戦力に“大盤振る舞い”のウラ…丸佳浩、山﨑伊織にオコエ瑠偉まで笑顔の契約更改
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 11時32分
-
22連敗で崖っぷち…米国指揮官嘆き「非常に厳しい試合」 2戦17失点と投手陣が崩壊
Full-Count / 2024年11月22日 16時5分
-
3大谷翔平 文句なし満票!史上初DH専任、2人目両リーグMVP!守備貢献度なしも打と走でWAR断トツ
スポニチアネックス / 2024年11月22日 8時53分
-
4「好きなスポーツ選手」大谷翔平が過去最多41・5%で1位 サッカー、バレーから2人ずつがトップ10入り
スポーツ報知 / 2024年11月22日 15時39分
-
5レイカーズ八村塁vs日本バスケ協会の埋まらぬ深い溝…事務総長は苦しい釈明
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月22日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください